BIMのその先を目指して

BIMのその先を目指して・50/樋口一希/グローバルBIM社の現況を追う・2 [2018年4月26日]

 17年10月発表のGlobal BIM社の経営統合のニュースリリースには「将来的には日本版IPD(Integrated Project Delivery=統合プロジェクト推進)の先進企業としてBIMノウハウを提供」と明示されている。BIMの全現場導入を達成したGB社が次なるランドマークとして射程に捉えた日本版IPDについて概説する。


 □建築主・設計者・施工...続きを読む

BIMのその先を目指して・49/樋口一希/グローバルBIM社の現況を追う・1 [2018年4月19日]

 鹿島が我が国初のBIMサービスプロバイダーとして新会社「Global BIM」(グローバルBIM、以下GB社)の設立を発表したのは17年4月だ。半年後の10月にはBIM技術者を数多く有した沖縄デジタルビジョンの全株式を取得、経営統合して新生GB社として活動を加速化させている。鹿島の施工BIM運用の変遷も振り返るとともに、すでに複数の建設会社へのコンサルティング業務で実績を上げているGB社の現況を...続きを読む

BIMのその先を目指して・48/樋口一希/静岡県ICT活用工事運用指針 [2018年4月12日]

 静岡県では、「ICT活用工事(静岡県の建設現場が変わります!)」と宣言するとともに「交通基盤部発注工事におけるICT活用工事の試行方針」を改定し4月1日より運用を開始、ホームページで対象工事の発注予定を4月下旬と公表した。デジタル運用の動きが地方へも急速に波及する中、発注者の代表格である行政側の動きを通してBIM・CIMの現況を緊急報告する。

 http://www.pref.shi...続きを読む

BIMのその先を目指して・47/樋口一希/ビル風を可視化する熊谷組のVR技術 [2018年4月5日]

 工程最上流の企画立案段階での建築主へのプレゼンテーション、設計段階での技術支援から施工現場での合意形成や安全管理まで建築分野においてVirtual Reality(VR)技術の応用範囲が広範な拡がりをみせている。熊谷組ではVR技術によって目に見えないビル風を立体的に可視化するシステムを開発した。


 □流体解析とVR技術を組み合わせることで目に見えない3次元の...続きを読む

BIMのその先を目指して・46/樋口一希/鉄筋工事BIM [2018年3月29日]

 BIMの普及が加速化し、適用領域が広がる中でBIMソフトも目的に応じて細分化している。究極のBIMともいえる「Build twice,first virtual,then real」を地で行き、ここまで可能となったと驚きを禁じ得ない鉄筋工事におけるBIM援用について報告する。



 □複雑に入り組んだ鉄筋を細部に至るまで3次元モデル化することで事前検証の精度...続きを読む

BIMのその先を目指して・45/樋口一希/EUのBIM導入手引 [2018年3月22日]

 日本建設情報総合センター(JACIC)は、BIM/CIMに関する情報交換のため16年にUK BIM taskGroupとMoU(Memorandum of Understanding=基本合意書)を締結、「Handbook for the introduction of Building Information Modeling by the European Public Sector(欧州公...続きを読む

BIMのその先を目指して・44/樋口一希/富士山世界遺産センター・3 [2018年3月15日]

 逆円すい形の展示棟内部のらせん状スロープを1階から5階へと登りながら、壁面に映し出された富士山の映像などによって疑似的に富士登山を体験できる静岡県富士山世界遺産センター。佐藤工業を中心とする施工者が3次元曲面の木格子の外壁とともに難工事が予想されたらせん状スロープをどのようにして実現したのかを検証する。


 □らせん状のスロープでは平行に重層する一般的な階定義...続きを読む

BIMのその先を目指して・43/樋口一希/富士山世界遺産センター・2 [2018年3月8日]

 逆円すい形の3次元曲面の木格子が印象的な静岡県富士山世界遺産センター。佐藤工業を中心とする施工者がBIMなどのデジタルツールを用いて発注者である静岡県の思いと建築家、坂茂氏が紡いだストーリーをどのようにして具現化したのかを検証する。建築家がBIMについて語る機会が少ない中、後工程の施工、製造のフェーズから優れて作品性の高い建物へとBIM援用を逆照射する貴重な事例となった。


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BIMのその先を目指して・42/樋口一希/富士山世界遺産センター・1 [2018年3月1日]

 世界文化遺産の富士山の自然や歴史、文化などを守り伝えていく拠点として富士宮市に開館した静岡県富士山世界遺産センター。「逆さ富士」を模した逆円すい形の3次元曲面の木格子が印象的だ。富士山麓の湧き水で満たされた水盤に映ると「正富士」に見えるように意図され、水盤内に立つ朱の鳥居は浅間大社の一の鳥居である。発注者である静岡県の思い入れと建築家、坂茂氏が紡いだストーリーの具現化のために、佐藤工業・若杉組な...続きを読む

BIMのその先を目指して・41/樋口一希/BIMobject Japanの動向 [2018年2月22日]

 野原ホールディングス(新宿区)は、BIMデータライブラリー「BIMobject®」を世界的規模で展開するBIMobjectAB(Malmo Sweden)と新会社「BIMobject Japan」を17年12月27日付で設立し国内向けサービスを開始した。BIMの離陸から巡航飛行へ向かうプロセスの中で、本事例のようにBIMに関連するサードパーティー的な動向に注目したい。

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BIMのその先を目指して・40/樋口一希/VR技術で管理組合員の合意形成 [2018年2月15日]

 大京グループの工事分野を手掛ける大京穴吹建設では、マンション改修工事後のイメージを共有し、管理組合の合意形成促進を目的に「VR(バーチャルリアリティー)技術を導入したマンション共用部改修工事提案」を開始すると発表した。前回に引き続き、動向に注目が集まる不動産テック=ReTech(Real Estate Technology)を巡る文脈の中で概説する。


 □改...続きを読む

BIMのその先を目指して・39/樋口一希/大和ハウス工業の「どこでもストア」 [2018年2月8日]

 既存の産業領域にICT技術を導入し、撹拌(かくはん)して新たな事業分野を創出する。仮想通貨などで話題沸騰のフィンテック(Financial Technology)、物流革命を起こすロジテック(Logistics Technology)に続き、不動産テック=ReTech(Real Estate Technology)ともいえる動きも顕在化している。大和ハウス工業が実施を公表したVR遠隔接客ブース「...続きを読む

BIMのその先を目指して・38/樋口一希/設計図書の電磁的記録と長期保存 [2018年2月1日]

 あらゆる情報はデジタル化できるし、デジタル化される。BIMが内包するI=Informationの重要性が高まり、もうひとつのAIとしての建築的な情報=Architectural Informationをいかに運用するかが問われている。

 日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)ガイドライン検討会が国土交通省の協力の下、17年12月18日に公開した「建築設計業務における設計図書の電磁...続きを読む

BIMのその先を目指して・37/樋口一希/住まいをトータルでIoT連携 [2018年1月25日]

 AI、IoTと喧しい中、建築生産の外縁に位置する建材メーカーの独自の開発コンセプトに基づく新たな挑戦がスタートした。LIXILでは、家電やデジタル機器だけではなく、玄関ドアや窓シャッターなどの建材までIoT技術でトータルにつなげる住まいのリンクシステムを開発し、18年4月から市場提供する予定だ。


 □建材のIoTへの応用を設計BIM、施工BIM、FM BIM...続きを読む

BIMのその先を目指して・36/樋口一希/積水ハウスの先駆的BIM最新情報 [2018年1月18日]

 年明け早々に、「BIMの課題と可能性」第82~84回で報告した「積水ハウスの先駆的BIM」の究極の到達点ともいえる最新情報を入手した。ここに至る変遷も振り返り概説する。


 □独自開発のCADシステムとの連動で邸別自由設計のオリジナルプランごとに短時間でVR構築□



 82年中頃、積水ハウスにおいて汎用大型コンピュータ...続きを読む
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
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