人事・動静


2024年4月17日[10面]

スコープ・教育/山形県立米沢工業高校、防災に貢献する土木技術者育成

 技術者をはじめ土木専門職の担い手育成に力を入れている山形県立米沢工業高校。建設環境類土木コースは、土木専門職への過去10年の就職率が9割で推移する。県内外の建設会社や道路舗装会社などで活躍している卒業生が多く、鉄道運行会社に就職するような生徒も増えてきた。授業は社会基盤工学の時間を増やし、実習や課題研究に力を入れている。教諭の後藤武志建設環境類長・環境工学科長は、社会で活躍する場を生徒に提供する…

2024年4月15日[12面]

凜/日本電設工業鉄道統括本部設計部・杉本沙耶さん、仕事を通じ世の中を便利に

 「鉄道の駅は街の中心」というイメージが強かった。「駅がもっと便利になれば」と、貢献度の高いインフラ設備に関われる仕事を軸に就職活動を始めた。そんな就活中に日本電設工業を知った。企業説明会で女性の先輩…

2024年4月8日[12面]

凜/清水建設フロンティア開発室宇宙開発部・藤井咲花さん、宇宙開発の伝統を未来へ

 幼い頃から宇宙が好きで清水建設へ関心を持ったのも、同社が構想する「ルナリング」がきっかけだった。月面に太陽光発電所を建設し、地球に送電するという斬新な発想に驚かされた。大企業でありながら「柔軟なアイ…

2024年4月1日[16面]

凜/国土交通省不動産・建設経済局・小西季里子さん、子育てと仕事の二刀流目指す

 大学時代に首都圏外郭放水路を見学し、その巨大さに圧倒され「スケールの大きな仕事がしたい」と思ったことが、国土交通省関東地方整備局に進んだきっかけという。入省後は道路畑を中心に経験を積み、1年ほど前に…

2024年3月25日[20面]

凜/日本建設業連合会・五百木祐美さん、建設業のファンづくりに尽力

 4月でプロパーの団体職員としてのキャリアは19年目。日本建設業連合会(日建連)前身の旧建築業協会(BCS)に入職後、2015年7月から広報担当として報道対応や主催する現場見学会に当たる。建設業の魅力…

2024年3月19日[4面]

鉄道運輸機構/4月1日付で「鉄道技術センター」新設、技術力さらに強化

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は18日、4月1日付で「鉄道技術センター」を設置すると発表した。これまで同機構が担ってきた鉄道建設に関連した技術力をさらに強化するため、本社と3月31日付で廃止となる東…

2024年3月18日[18面]

凜/首都高速道路会社東京西局・佐野優里奈さん、一目置かれる存在に

 生まれ育った茨城県で東日本大震災を経験した。被災したインフラの復旧に当たった作業員の姿がかっこよく見え、建設業界に興味を持った。建物の間を縫うように走る首都高速道路は、他の高速道路と違って保全工事な…

2024年3月11日[1面]

土木学会/25年度会長に池内幸司氏内定/6月14日決定へ

 土木学会(田中茂義会長)の第113代会長候補者に池内幸司河川情報センター理事長が内定した。就任は2025年度。24年度に就任する第112代会長の佐々木葉早稲田大学理工学術院教授の後任になる。6月14…

2024年3月11日[12面]

凜/日本工営都市空間東京本社建築部・森戸麻理子さん

 ◇仲間と一緒に取り組む仕事が楽しい  大学時代は建築を専攻した。建物にとどまらず街という広い観点からアプローチしたいと考え、プレゼミでは実在する街をテーマに課題を見つけ、対応策を提案。「街はさまざま…

2024年3月7日[1面]

元ハザマ(現安藤ハザマ)社長・大和文哉氏が死去/経営再建に尽力

 ハザマ(現安藤ハザマ)の社長を務めた大和文哉(やまと・ふみや)氏が2月28日午後8時43分、老衰のため東京都内の病院で死去した。88歳だった。福岡県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男の正尚(ま…

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