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17年の労災発生状況/建設業死亡者9・9%増/厚労省  [2018年6月13日2面]

 厚生労働省がまとめた17年(1~12月)の労働災害発生状況調査結果(確報値)によると、建設業の労災死傷者は前年比0・5%増の1万5129人となり、4年ぶりに増加した。死亡者数は9・9%増の323人。産業別で最も多く、全体の約3割を占める。建設業の労災死亡者は16年まで2年連続し、過去最少を更新するペースで順調に減っていた。17年は事務所と現場を行き来する間の道路交通事故が多く、3年ぶりに増加した。
 建設業の死傷者を事故の型別に見ると、「墜落・転落」が5163人(前年比21人減)、「はさまれ・巻き込まれ」が1663人(78人増)、「転倒」が1573人(61人増)、「飛来・落下」が1478人(21人増)、「切れ・こすれ」が1312人(110人減)だった。死亡者の内訳は▽墜落・転落135人(1人増)▽交通事故(道路)50人(11人増)▽崩壊・倒壊28人(1人増)▽はさまれ・巻き込まれ28人(9人増)▽激突され23人(1人増)▽飛来・落下19人(4人増)。
 厚労省は、建設業の死傷者で目立った「はさまれ・巻き込まれ」、死亡者で目立った「交通事故(道路)」の予防を中心に、労災全般の防止を事業者に強く働き掛けていく。

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