技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

大和ハウス工業、フジタ/基礎梁貫通孔補強工法開発/梁せい1200ミリに縮小  [2015年2月26日3面]

スターズ基礎梁工法の概要

 フジタと大和ハウス工業は25日、中低層の分譲マンションや賃貸住宅などのRC造基礎梁を補強する新工法を開発したと発表した。地下にある基礎梁には点検時に人が移動するための孔(貫通孔)が設けられており、強度を保つために鉄筋で補強する必要がある。貫通孔の周りに二等辺三角形型の鉄筋を上下対称に配置し星形とすることで、梁の強度を高める。配筋数を減らすことにもつながる。日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得している。
 新工法「スターズ基礎梁工法」は、両社が共同で技術開発を行う「シナジー開発」の第4弾。基礎梁の貫通孔を対象とした補強工法で、二等辺三角形補強筋を組み合わせた星形補強筋、孔際補強筋、孔部上下補強筋、孔部水平補強筋で構成する。
 梁に貫通孔を設ける場合、梁の上面から下面までの高さ(梁せい)を貫通孔直径の3倍以上とすることが推奨されている。特に中高層の建物では、直径600ミリの貫通孔に対し、構造上必要がない場合にも梁せいを1800ミリ以上確保することが求められる。スターズ基礎梁工法を適用することで、梁せいを1800ミリから1200ミリに小さくすることが可能。これにより土工事、地下の躯体工事費を5~10%低減できるという。
 星形補強筋は径10ミリ~25ミリで、重量2~17キロ。一人で運べるように軽量化したのも特徴の一つで、施工性が高く、効率的な作業を実現する。分譲マンションや賃貸住宅に加え、病院、サービス付き高齢者向け住宅に積極的に採用を提案していく。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む
国際標準型アセットマネジメントの方法
インフラ資産のアセットマネジメント全体の...続きを読む