2014年12月23日 火曜日

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東北大学、東北整備局/インフラ維持管理・災害対応で連携・協力協定締結  [2013年12月19日6面]

 東北大学と東北地方整備局は18日、両者で連携し老朽インフラの維持管理や災害対応に取り組む内容の協定を結んだ。東北大は、橋梁やトンネルの劣化状況など国が持つ膨大なデータをインフラ長寿命化の調査・研究に活用。大学と整備局の技術と知見を結集し、災害対応やインフラの維持管理を担う技術者の育成などに取り組む。同日、東北大片平キャンパスで行われた連携・協力協定の調印式で里見進東北大総長と小池剛東北整備局長が協定書に署名し、固い握手を交わした。東北大が全学を対象とする協定を国の機関と結ぶのは今回が初めて。
 東北整備局は、14年1月にも同大工学研究科内に新設される「インフラマネジメント研究センター」など学内の機関に維持管理関連のデータを提供。大学は既存の橋梁やトンネル、道路などの維持管理・修繕を効率的に行う評価手法や更新技術の開発を進め、維持修繕に目配りする余力がない東北の市町村を人的・技術的に後押しする。
 今後、インフラの維持管理を行う技術職員を育成するため、両者でシンポジウムや研修を共催することなどを検討している。センターは設置許可が下りれば1月中旬にも立ち上がる。センター長には久田真東北大工学研究科教授が就く予定。東北大は、東日本高速道路会社やJR東日本などとも同様の連携協定を結ぶことを検討している。
 式典には、東北整備局から小池局長、中野則夫・安藤淳両副局長、森吉尚企画部長、東北大から里見総長、久田教授、進藤秀夫理事、金井浩工学研究科長、今村文彦災害科学国際研究所長が出席した。冒頭、里見総長は「大学の研究成果と東北整備局が持つインフラ管理技術、データとの相乗作用で、防災や維持管理の先進的な対策を生み出せるようになる」と協定締結の意義を強調。小池局長は「従来以上に東北大と連携を強め、建設分野の若手育成や技術の継承につなげたい」と語った。

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