論説・コラム

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回転窓/温室ガス削減への貢献  [2015年11月30日1面]

 淡路島を空から見た人が、緑に覆われた島内に黒く輝く一帯に気付いたという。目を凝らして見ると、巨大な太陽光発電所だった▼明石海峡大橋の西側に建設された淡路貴船太陽光発電所はもともと港湾埋め立て用の土砂採取場。96年に採取が終了。換地作業を終えた後は用途がなく、そのままの状態に。その広大な土地に目を付け、太陽光発電事業を展開したのが港湾工事を手掛ける寄神建設(神戸市)▼「関西は電力不足が指摘され、採取場も用途を検討していたので、社会貢献のつもりで太陽光発電を地権者の方に提案しました」(寄神茂之社長)。昨年12月に運転を開始し、出力は最大30メガワット。年間発電量は約3100万キロワット時に及ぶ。10年以上も放置された土地を建設会社が再生エネルギー拠点に代えた好事例だ▼環境省は先週、14年度の国内の温室効果ガス排出量が13年度比3・0%減になったと発表した。東日本大震災以降、増え続けていた排出量に歯止めが掛かった。再生可能エネルギーも貢献している▼温室効果ガスの削減は国を挙げて取り組むべき課題。建設業界もいろいろな形で展開してほしい。

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