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西武HD/高輪・品川・東京の3プリンスホテル複合開発/都などと協議へ  [2016年1月22日1面]

再開発が計画される東京プリンスホテル

 西武ホールディングスの後藤高志社長は21日、東京都内で行ったグランドプリンスホテル赤坂跡地に建設中の「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」(東京都千代田区)の開業日などの発表記者会見で、都内の高輪、品川、東京の三つのプリンスホテルの再開発を検討する考えを明らかにした。
 後藤社長は、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町に続くプロジェクトについて「2020年東京五輪までは進行中のプロジェクトをしっかりと進める」と強調し、まず池袋駅南口の西武鉄道本社の建て替え、西武所沢駅(埼玉県所沢市)の西口と東口で計画中の再開発事業に全力を挙げることを表明。所沢駅東口の再開発については20年度、西口の再開発は24年度をめどに完成させるとの見通しを示した。
 その上で「リニア中央新幹線の品川駅開業が27年度にあり、西武HDとしても20~27年に高輪、品川、芝公園のプリンスホテルを行政機関と協議して再開発したい。(三つの開発が)企業の価値を高めるだけでなく、地域社会の発展にも貢献する」と指摘した。
 開発形態については、高級ホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」とオフィス・商業施設が入る超高層ビル(地下2階地上36階建て)、住宅棟(地下2階地上21階)を建設する複合開発プロジェクト「東京ガーデンテラス紀尾井町」のような複合開発を想定していることも明らかにした。
 三つのプリンスホテルの周囲は、自然が豊かで超高層建物を含む複合開発には東京都の公園条例などの規制緩和が必要になるとみられる。東京プリンスホテルは今年4月から改装に入るが、「既に築51年が経過している」とも指摘。開発に向けて「都の公園条例の規制があるため、行政としっかりこれから話をする」と述べた。
 グランドプリンスホテル高輪(東京都港区高輪3の13の1)は、複数の建物があり、客室数は415(改装前)。品川プリンスホテル(同港区高輪4の10の3)は客室数3679。東京プリンス(港区芝公園3の3の1)は客室数484。

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