工事・計画

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JR東日本/品川新駅施設計画公表/和のデザイン・素材活用、駅と街の一体空間創出  [2016年9月7日4面]

品川新駅の外観の完成イメージ

品川新駅の内観の完成イメージ

 JR東日本は東京の品川駅と田町駅の中間付近に整備する山手線・京浜東北線の品川新駅(仮称)の施設計画をまとめた。ホームは線路別島式2面4線形式を採用。外観・内装に「和」を意識したデザインや素材を積極的に取り入れ、国際交流拠点の中核施設として日本の魅力を発信する。バリアフリー化や環境・省エネなど工夫を施し、新たな国際都市として人と地域、駅と街をつなぎ、開放感あふれる新駅整備に取り組む。=1面参照
 品川車両基地跡地(港区、約13ヘクタール)内に整備する品川新駅の規模はS一部RC造地下1階地上3階建て。コンコース部を含めた駅施設の総床面積は約7600平方メートル。南北2カ所に改札口を配置し、地上部にホーム、2階にコンコース、3階に駅施設や店舗、テラスなどを設ける。
 各ホームにはホームドアを整備し、エレベーターも2基設置。うち1基は24人乗りの大型機を導入して移動の円滑化を図る。多機能トイレも計4カ所に設ける。
 環境保全・省エネ対策の一環で、太陽光パネル、小型風力発電機を設置。夏場のコンコース内の温度上昇を抑えるため、屋根に日射反射率の高い膜材を使用し、放射熱による屋根下の体感温度の上昇を抑える。大屋根(約4000平方メートル)の消雪用散水機能を活用し、打ち水効果で膜表面の温度を下げることも考えている。
 大屋根には和を意識して折り紙をモチーフとしたデザインを取り入れ、障子をイメージして膜や木などの素材を活用。膜屋根をランダムに折ることにより、駅舎の見る角度で多様な表情を演出する。
 駅舎東西に大きなガラス面を設置するとともに、コンコース階に約1000平方メートル規模の吹き抜け空間を創出。駅の中と外の街を見通せる一体的な空間づくりを進める。
 周辺地域ではオフィスや住宅、ホテル、商業・文化施設などの高層ビル群を順次建設する計画だ。

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