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パスコ/物流業界向け配送支援サービスを10月開始/災害リスク情報提供機能充実  [2016年9月9日3面]

自然災害の危険性予測情報の提供イメージ

 パスコは、物流業界向けに輸送業務を支援する新しいクラウドサービスを10月1日に開始する。車両やドライバーなどの現在地と作業状況を一括管理するサービスで、渋滞情報やGPS(全地球測位システム)搭載の自動車から得られる移動軌跡情報(プローブデータ)を活用した通行路線情報に加え、自然災害リスクの情報も提供する。事前予測に基づく早期の対策を可能にし、頻発している災害の影響を最小限に抑えることができる。
 同社は、ドライバーや車両の状態を管理する「動態管理」と配送ルートの最適化を図る「配送計画」の二つの機能を搭載したロジスティクス支援サービス「LogiSTAR(ロジスター)」シリーズを展開している。
 新サービスでは、同シリーズの動態管理「PASCO Location Service」の危機管理機能を強化。気象情報と災害発生危険地域の情報を組み合わせ、予測される災害リスクを事前に知らせる同社のサービス「DR-Info」の機能をPASCO Location Serviceのオプションとして実装した。
 豪雨・強風に伴う道路通行止め、土砂災害、内水氾濫の危険性を6時間先まで予測し、対象箇所を地図上に可視化すると同時に、災害予測内容の詳細を一覧でも表示する。
 通行規制情報については、プローブデータを利用した通行実績のある路線情報の提供に加え、日本道路交通情報センターから提供される道路交通情報を使い、通行止めなどの情報を地図上に表示する。
 運行管理者は、これらの情報を基に適切な運行判断・指示を行うことができるようになる。13~16日に東京都江東区の東京国際展示場で開かれる「国際物流総合展2016」にブースを出展し、新サービスをPRする。
 物流業界では、ドライバーの不足や高齢化、配送手法の多様化に伴う配送業務の効率化や配送コストの最適化のほか、災害時にも計画通りに荷物を届けるための危機管理対応能力の向上が求められている。

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