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新国立競技場/JSCが起工式開く/東京五輪関係者ら祝辞、次世代のためのレガシーに  [2016年12月13日4面]

新国立競技場の完成イメージ(大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成/JSC提供)

本体工事が始まった建設地(11日、東京都新宿区)

伊藤清仁統括所長・現場代理人

 ◇設計・施工は大成建設JV
 日本スポーツ振興センター(JSC)による「新国立競技場」(東京都新宿区霞ケ丘町10の1ほか)の本体工事着手を記念し、11日に現地で開かれた起工式で、小池百合子東京都知事など2020年東京五輪関係のトップらが祝辞を述べた。新国立競技場では五輪の競技だけでなく、開会・閉会式も行われる。大屋根には木材と鉄骨を組み合わせた部材を用い、すべての観客席から木のぬくもりが感じられるようにする計画だ。=1面参照
 新国立競技場の建設地にはもともと、国内初の本格的陸上競技場となる明治神宮外苑競技場(1924年竣工)があったが、58年に旧国立競技場に建て替えられた。その後、旧国立競技場は改修され、64年東京五輪のメイン会場として利用された。
 式典で丸川珠代東京五輪担当相は「新国立も完成すれば、次世代に夢と感動を与えるレガシー(遺産)になる」と述べた。小池知事は「新たなスタジアムの姿を想像すると、今からわくわくする。都も総力を挙げて大会準備で万全を期す」と本体工事着手を祝った。
 新国立競技場の規模はS一部SRC造地下2階地上5階建て延べ19万4000平方メートル。五輪開催時の観客席数は約6万席で、将来的に約8万席への増設が可能な構造で建設する。明治神宮外苑の景観との調和を図るため、観客席はできるだけコンパクトな配置とし、屋根もフラットな構造とすることで建物の高さは50メートル以下に抑える。スタジアムには車いす利用者のための観覧席も設ける。
 大東和美JSC理事長は「スポーツの聖地としての歴史を継承し、新時代のスポーツと文化を発信していく」と強調した。
 基本・実施設計と施工は大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JVが担う。工事費や工事監理費などの契約金額は1393億4675万円(工事費は1379億6289万円)。19年11月30日までの施設の完成・引き渡しを目指す。大成建設の山内隆司代表取締役会長は「当社は旧国立の整備にも参画した。持てる技術と英知を結集し、生産性を高める工法で誠心誠意施工に努める。無事故無災害で完成させる」と決意を示した。
 □伊藤清仁統括所長・現場代理人(大成建設)の話□
 「節目となるこの日を迎え、身の引き締まる思い。難易度の高い工事だが、国内外から注目されるプロジェクトに携わることができる喜びを現場で働くみんなと共有し、地域との対話を大切にしながら、必ず工期内に完成させる」。

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