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ダイダン/製薬工場分野への取り組み強化/2020年以降も伸長期待  [2017年2月8日3面]

 ダイダンが、製薬工場向けの製品開発に力を入れている。16年3月期の売上高(1383億46百万円)に占める製薬工場分野の比率は約10%だったが、2020年東京五輪以降に建設需要がある程度落ち込んでも、伸長が期待できる分野とみて、さらなる受注拡大に向けて取り組みを本格化させている。
 その一つが「バリアスマート」シリーズ。高度な管理が必要な製薬関連施設やクリーンルーム向けの室圧制御技術で、▽バリアスマートCM(基準圧の揺らぎへの対策)▽同EQ(突風時の室圧の逸脱対策)▽同HB(扉からの出入りが引き起こす交差汚染の防止)▽同AD(除染設備との連携、安定したモード切り替え)-の4ステップでシステムを構成する。高度な室内環境を創造し、安定した研究・生産活動を可能にする。
 再生医療用の細胞加工施設(CPF)向けクリーンルーム「エアバリアブース」の受注拡大にも力を入れている。発生させた空気の流れで壁を作り、細胞に異物が入らないようにしたのが特徴。一つの大きな部屋に複数のブースを設置することが可能で、CPFごとに部屋を間仕切りする必要がないため、導入コストを最大40%削減でき、空調などの維持費削減にもつながる。
 ほかにも、イオンの特性を利用して花粉やPM2・5などの微小粒子状物質を除去する除じんシステム「ion-DROP(イオン・ドロップ)」、マウスやラットなどの実験動物を快適に飼育できる「アイラックシステム」なども積極的に開発している。
 これら4製品は、大阪市住之江区のインテックス大阪で15~17日に開かれる医薬・再生医療関連施設向け展示会「インターフェックス大阪」(主催・リードエグジビションジャパン)に出展。製薬会社などの関係者にPRし、さらなる受注拡大につなげる考えだ。

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