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日建連、COPITA/既製杭の支持層到達確認法、技術資料で明示/自主ルール補完  [2017年2月17日1面]

 日本建設業連合会(日建連)とコンクリートパイル建設技術協会(COPITA)は、技術資料として「杭の施工管理における支持層到達の確認方法」を作成した。既製杭の施工管理に関する日建連の自主ルールの内容を補完するもので、新しい施工上の規制やルールはなく、自主ルールを現場で運用する際に役立ててもらう。ホームページに掲載しており、設計者や発注者にも理解を促す。
 技術資料は、▽総則▽支持層の定義と支持形式による分類▽支持層到達の確認方法の概要▽支持層到達の確認時の留意点▽支持層が設計時条件と異なる場合の対処-で構成。対象は、建築分野の先端支持杭形式、既製コンクリート杭、埋め込み工法。支持層や到達の確認方法に関する工事監理者・設計者との協議などに活用してもらう。
 各章のうち確認方法の概要は、▽地盤調査(ボーリング調査)結果▽掘削ヘッド等に付着した掘削土採取▽オーガー駆動装置の掘削抵抗(電流値、積分電流値など)の変化▽施工状況(機械の振動、装置の音、掘削速度)の変化▽試掘-の五つに言及。留意点では、地盤調査、オーガー駆動装置の掘削抵抗、試掘による確認は単体で信頼性が高く、付着した掘削土採取や施工状況の変化は総合判断の中で補助的に用いるとの認識を示した。適した確認方法がなく、判断が難しい場合は、地盤調査による支持層確認を推奨している。到達深度が計画と異なった際の対処法なども示した。
 日建連の自主ルールは「既製コンクリート杭施工管理指針」と題し、杭工事のデータ偽装問題を受け、品質確保の取り組みの一環として16年3月に策定した。計画段階を含めて施工に当たっての責任の所在や役割、品質確保の方策などを列記している。
 ルールにある「支持層到達の確認」をめぐり、会員企業から理解を深めたいとの意見が出たのに加え、発注者、監理者、設計者という杭工事関係者が共通の理解を持つことも必要と判断し、技術資料を作成することにした。内容は会員企業やCOPITAの関係者で構成する日建連建築生産委員会施工部会既製コンクリート杭施工管理専門部会が検討していた。

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