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国交省/女性活躍促進へ公共トイレあり方取りまとめ案/授乳・調乳、おむつ替え空間も  [2017年3月14日2面]

 国土交通省は公共空間のトイレや授乳・調乳、おむつ替え施設の環境整備や利用のあり方に関する取りまとめ案を有識者らでつくる協議会に示した。女性トイレの行列解消といった課題を整理した上で、解決に向けた取り組みの方向性や望ましい姿を提示。トイレ、授乳・調乳スペース、おむつ替え施設の好事例も掲載し、これら空間の活用・整備の参考にしてもらう。月内をめどに取りまとめる。
 国交省は女性の活躍促進の一環として、多くの公共空間で「暮らしの質」を高めることを目指し、有識者や子育て関連団体などによる「女性が輝く社会づくりにつながるトイレ等の環境整備・利用のあり方に関する協議会」(座長・大森宣暁宇都宮大教授)を設置。13日に第3回会合を開き、これまでの協議を踏まえた取りまとめ案を示した。
 それによると、トイレの環境整備・利用のあり方としては、▽女性トイレの行列解消▽トイレの清潔性・快適性の向上▽トイレの安全・安心の確保▽トイレの情報発信▽トイレの利用マナーの啓発-の五つの課題と取り組みを提示。例えば、女性トイレの行列解消では、洋式便器への利用集中などを混雑の要因と分析した上で、施設の新設・改修時に洋式便器を基本に十分な数を確保するとした基本的な方向性を示している。
 参考として、国交省が建設現場で男女とも快適に使用できる「快適トイレ」の設置を直轄土木工事で原則化していることなども紹介している。
 授乳・調乳スペースについては▽授乳・調乳スペースの設置▽プライバシーに配慮した授乳スペースの整備▽授乳・調乳スペースの情報発信-の三つ、おむつ替えスペースは▽おむつ替えスペースの設置▽男女トイレでのおむつ替えスペースの確保▽おむつ替えスペースの情報発信-の三つを取り上げ、それぞれ環境整備・利用のあり方をまとめている。
 取りまとめの決定は大森座長に一任された。協議会での意見を踏まえ、国交省は今後、記述内容の最終調整などを進める。

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