2017年5月25日 木曜日

工事・計画

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三井不レジらデベ7社/幕張新都心若葉住宅地区開発、米ポートランドモデルに街づくり  [2017年3月17日4面]

幕張ベイタワーズプロジェクトの街並みイメージ

 ◇米設計事務所と連携
 三井不動産レジデンシャルなどデベロッパー7社が千葉市の幕張新都心若葉住宅地区で、米国オレゴン州ポートランドをモデルにした街づくり「(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト」が始動する。「全米一住みたい街」と言われるポートランドを拠点に街づくりに長年携わってきた現地の設計事務所(ZGFアーキテクツ)がコンサルタントとして参画。約1万人が暮らす複合開発事業で施設機能やデザインを作り込みながら、次世代のライフスタイルに対応した未来志向の新しい暮らし方を提案する。
 同プロジェクトの計画地は「新都心最後の大規模開発エリア」とされる若葉住宅地区(美浜区若葉3ほか、敷地面積17・6ヘクタール)。三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ケ浦興業の計7社のコンソーシアムが県有地だった同地区を15年に譲り受けた。
 エリアを計8街区(A街区、B1~7街区)に分割し、約4500戸の住機能のほか、オフィスや商業など複合機能が入る施設を段階的に整備する。総事業費は1860億円を見込む。
 初弾のB-7街区では分譲住宅(503戸)のほか、街の運営を担うエリアマネジメント拠点、テレワークなどを支援するワーキングスペース、保育園、サービス付き高齢者向け住宅、カフェ、その他店舗などを整備する。熊谷組が設計・施工を担当し、18年12月の竣工に向けてタワー棟(RC造37階建て)とレジデンス棟(RC一部S造8階建て)の建設工事が進む。
 第2弾のB-2街区でも総延べ約10万平方メートルのマンション群を建設する。当初予定では熊谷組の設計・施工で1月の着工を予定していたが、事業内容やスケジュールの見直しなどにより、着工時期は未定としている。
 他の街区の開発事業にも段階的に着手し、最終街区の竣工時期は29年春を予定している。
 街づくり全体のコンセプトは、複合的な施設機能やICT(情報通信技術)を活用した次世代の生活インフラなどを積極的に導入し、多様化するライフスタイルに対応した「ライフ・イノベーション・タウン」。
 都心部へのアクセスに優れる交通利便性や豊かな自然環境など、幕張若葉地区と立地条件で共通項が多いポートランドの街づくりに着目。ZGFアーキテクツが掲げるデザインコンセプトを踏まえ、建築家の光井純氏の監修によって同地区街づくりの「デザインガイドライン」を策定した。
 人と人がつながる環境デザインを用いてコミュニティーの活性化を促す。「職・住・学・遊」のさまざまな要素が交わりながら、自立的にコミュニティーが生み出されるエリアの創出を目指す。
 国家戦略特区に指定されている千葉市では、幕張新都心を中核に近未来技術を活用した街づくりを推進中。同地区でもドローン(小型無人機)を使った宅配サービス、自動運転モビリティーによる運行サービスなど、次世代生活インフラの導入を検討していく方針だ。

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