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企業・経営

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新菱冷熱工業/働き方改革始動/社員100人参加、業務効率化のアイデア試行  [2017年3月17日3面]

7日に開かれたキックオフ会議では、現場業務の効率化に向け白熱した議論が行われた

 新菱冷熱工業は、働き方改革プロジェクトをスタートさせた。首都圏を中心に総勢100人を超す社員が一斉に働き方見直しのPDCA(計画・実行・評価・改善)を実施。効果のあったアイデアは広報部とCSR推進室が社内に展開し、自らが考えて行動する全社的な改革へとつなげていく。
 取り組みの名称は「働き方さわやかProject」。ビジョンに「さわやかで風通しの良い、創造性に富んだ社風」を掲げる。効率的な業務遂行が目的で、長時間労働の是正や社員のワークライフバランス(WLB=仕事と家庭の調和)の実現も目指す。
 技術(現場)、設計、営業、総務によるモデルチームが働き方を見直して業務を効率化し、生産性を向上させるアイデアを自分たちで検討・試行していく。現場のモデルチームには、元請、下請、新築、リニューアル、保守・営繕などさまざまな工事現場を選定。現場事務所で働く協力業者もチームの一員として働き方の見直しに取り組む。
 進行中の中期計画(16年10月~19年9月)で一定の成果を上げたい考えで、この取り組みを通じ、設備工事業としての現場の働き方の課題も整理していく予定という。
 プロジェトは、ワーク・ライフバランス(東京都港区、小室淑恵社長)のコンサルティングを受けながら推進する。16年4月から段階的に準備を進めており、今月7日に開かれたキックオフ会議では、モデルチームの全員が参加し、小室社長の講演を聴講した。社員からは、「会社は本気で改革するつもりだと分かった」「自信がなかったが、講演を聴いてできる気がしてきた」などの声が上がったという。
 16年4月に働き方改革担当役員に就任した阿部靖則常務執行役員は、「建設業の労働時間が長いことは大きな課題だ。このままにしていては近い将来、社会の変化に対応していけなくなる。自ら課題を解決し、目標の実現に向け一つ一つ改革を進めていく必要がある。働き方に対する価値観や業務プロセスの見直しに着手し、社員一人一人にとって魅力ある職場をつくり、企業の生産性向上にもつなげていきたい」とコメントしている。

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