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オートデスク、プロパティデータバンク/BIM活用の資産管理サービス展開へ業務提携  [2017年4月19日3面]

 オートデスクと、資産・施設・不動産の運用管理に関するクラウドサービス事業などを手掛けるプロパティデータバンクは18日、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)データを活用した新しい資産・施設管理サービスの展開で業務提携した。今後、維持保全業務の効率化や施設の長寿命化、投資用不動産の収益向上を支援する新しいアプリケーションやサービスの開発に取り組む。
 オートデスクのBIMソフト「Revit」で作成した設計・施工段階のモデルデータから、プロパティーマネジメント(資産管理)やファシリティーマネジメント(施設管理)などに必要なデータを、プロパティデータバンクの不動産管理クラウドサービス「@プロパティ」に取り込むためのアプリケーションを開発し、国内初の新しい資産管理・施設管理サービスを年内に提供する。
 新しいサービスは、構造や設備の情報、スペースの面積や位置、改修工事の実施状況といった資産管理に関する幅広い3次元(3D)データを「見える化」する。これらのデータと、テナント契約、収益、コスト、投資計画のデータや設備の不具合の点検データなどと連携させた総合的な3D資産管理データベースを構築し、不動産オーナーが不動産の資産価値向上と管理コスト削減に活用できるようにする。
 具体的には、建物の改修計画時にテナントに対して改修後のイメージを3Dで分かりやすく提示し、賃料引き上げの交渉に活用できるようにする。各スペースの稼働率の向上、エネルギー効率の向上によって投資効率と収益性を高めることも可能になる。
 設備情報の一元管理により、最適な予防保全も実現する。リスクベース保守管理(RBM)の考え方を設備機器の保守管理に導入することで、設備保守コストの大幅な削減が見込める。
 資産評価では、国内法規に基づく面積計算と、IPMS(国際不動産測定基準)に基づく計算を自動で実施。国際基準に基づく資産評価を可能にすることで、REIT(不動産投資信託)など国内外の投資を呼び込み、資産価値を大きく向上させることが期待できる。

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