工事・計画

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藤田観光/箱根小涌園(神奈川県箱根町)再開発/17年内に蓬莱園開発着工へ  [2017年4月20日5面]

完成した「箱根小涌園 天悠」

瀬川章氏

 藤田観光(東京都文京区、瀬川章社長)は、複数のリゾート施設を所有・運営している「箱根小涌園」(神奈川県箱根町)で段階的な開発を進める方針を固めた。20日に開業する宿泊施設「箱根小涌園 天悠」を初弾と位置付け、第2弾として隣地の「蓬莱園」への宿泊施設の建設、第3弾として「箱根ホテル小涌園」の再開発を計画。蓬莱園の開発は17年中の着工を目指す。同時並行で箱根ホテル小涌園の再開発にも着手し、2020年ごろまでに一連の開発計画を完了させたい考えだ。
 初弾の「箱根小涌園 天悠」は地下1階地上9階建てで、旅館面積は1万6441平方メートル。35~70平方メートルの広さの150室で構成し、全客室に露天風呂を設けた。設計を日本設計、施工を大成建設が担当した。
 18日に現地で行われた記者会見で、瀬川社長は「天悠の開発を第1の矢とし、第2の矢として蓬莱園を開発する。続いて、箱根ホテル小涌園の再開発を第3の矢としてエリア一帯の開発を完結させたい。これら全体で、多様化している個のニーズに幅広く対応していきたい」と述べ、今後継続して開発を進める考えを示した。
 同社が15年に取得した蓬莱園は、つつじの名所として知られ、約1万6000平方メートルの広大な敷地を持つ。現時点の計画によると、「つつじという自然環境を生かしながら、(1棟ごと独立した)離れ形式の最高級の宿泊施設を建設する」(瀬川社長)。棟数は20棟程度で、土地取得費を含めた投資額は数十億円を想定している。
 現在、設計作業を進めており、夏ごろまでに開発計画をまとめる。設計者は非公表。17年中をめどに施工者を決めて建設工事に入り、19~20年の開業を目指す。
 1959年開業の箱根ホテル小涌園は、施設の老朽化を考慮し、18年1月の営業終了を決めている。蓬莱園の開発計画を踏まえ、今夏以降に再開発計画の検討作業に入る。エリア一帯で幅広い客層を取り込むため、天悠や蓬莱園とは異なるコンセプトで計画を練り上げる方針だ。

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