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ワークスアプリ/戸田建設の次期統合利益管理システム受注/AI活用し生産性向上支援  [2017年5月18日3面]

 ソフトウエア会社のワークスアプリケーションズ(東京都港区、牧野正幸代表取締役最高経営責任者〈CEO〉)は、戸田建設の次期統合利益管理システムを受注した。人工知能(AI)を使った自動解析と自動学習により、新しい業務のあり方を提案する統合基幹業務システム(ERP)「HUE(ヒュー)」を導入し、生産性向上のための新たな枠組みの構築を支援していく。
 ヒューは、世界初のAI型ERPとして15年12月に発表された。企業内に眠る膨大な業務のログデータを収集・解析・学習することで、ユーザーの次の行動を予測し、進むべき方向を示してくれる。鹿島が次期会計システムとして採用するなど、ゼネコン各社に導入が広がりつつある。
 戸田建設は効率的な業務の執行と強固な体制の確立に向け、新たな統合利益管理システムを構築するため、ヒューの採用を決めた。
 建設業では、JV管理や工事進行基準、損益管理など特有の要件が多いことなどから、一つのシステムで管理することが難しいとされるが、ヒューは建築・土木の原価管理、工事会計、財務会計をワンパッケージで提供する。
 機械学習などAI技術のアシストにより、ユーザーの入力業務の負荷を大幅に削減。例えば、請求書などPDFデータの文字情報を解析し、適切な項目に自動入力できる。
 入力先に誤りがあった場合も修正した内容をヒューが自動で学習するため、使うたびにマッチング率が向上する。取引先からの見積書など、複数のフォーマットの異なるデータの一括読み込みなども可能になる。
 戸田建設の佐藤康樹価値創造推進室ICT戦略ユニットマネジャーは「ヒューのインターフェースは、ユーザーが日常的にアマゾンやグーグルなどコンシューマーアプリで触れているような分かりやすいものなので、ユーザーの皆さんに『良くなったね』と言ってもらえるものになると確信している」と期待を込める。

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