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熊谷組/仕事と育児両立テーマに本社でセミナー開く/育児中社員と上司ら100人参加  [2017年6月9日3面]

グループ会社も含め育児中の社員とその上司ら約100人が参加した

 熊谷組は6日、東京都新宿区の本社で「仕事と育児の両立」をテーマとしたセミナーを開いた。育児中の社員が最大限に能力を発揮し、活躍できる職場環境づくりを推進するのが狙い。同社とグループ会社の育児中の社員とその上司ら約100人が参加し、会社の方針や制度への理解を深めるとともに、活発に意見を交換した。仕事と育児の両立をテーマにしたセミナーの開催は初めて。
 開会に先立ちあいさつした櫻野泰則専務経営企画本部長は「大きなライフイベントには困難や苦労もあるが、誰にとってもより良い職場になるよう、皆さんそれぞれの心構えも学び、この機会をプラスにしてもらいたい」と呼び掛けた。
 第1部では育児短時間勤務者、産休前勤務者、復職1年以内勤務者を対象に、同社の方針や新制度を説明。育休後コンサルタントの山口理栄氏が仕事と育児を両立するための心構えを講話した。
 グループディスカッションでは、産休後の働き方をテーマに話し合った。参加者からは「子育てと仕事へのモチベーションが上がった」「育児と仕事を両立するために自分ができることを、さまざまな観点から見つめ直してみたい」などの声が上がった。
 第2部は、第1部に参加した社員を部下に持つ管理職が参加。復職後の部下から相談された設定で、参加者が上司役と部下役を演じ、上司としての部下への対応を疑似体験して参加者同士で採点し合った。
 育児中の社員を部下に持つ参加者からは「管理職は『道』を示して導くことが重要だと感じた」「当事者はキャリア形成を視野に入れて仕事に取り組んでほしい」といった感想が聞かれた。
 細沼健郎ダイバーシティ推進室長は「社員が働く上で子育てや介護などのハンディキャップがあっても、それを上司や周囲の社員が理解し、一人一人の社員が能力を発揮して活躍できる職場づくりに向け、今後もさまざまな企画や支援に取り組んでいきたい」と話している。

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