工事・計画

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神奈川県藤沢市/相鉄いずみ野線延伸構想で新設2駅の候補地公表/具体化へ検討着手  [2017年6月12日5面]

 神奈川県藤沢市は8日、相鉄いずみ野線を、同市内にある終点の湘南台駅から寒川町倉見まで延伸する構想のうち、藤沢市内に設置を予定している2駅の候補地を公表した。湘南台駅に近いA駅は県道高倉遠藤線に沿ったイトーヨーカドー湘南台店前付近、B駅は慶応大学湘南藤沢キャンパス前の高倉遠藤線と辻堂駅遠藤線の交差点付近とした。A駅は地下駅、B駅は高架駅を想定している。
 8日の市議会建設経済常任委員会で報告した。今後はこれらを踏まえて周辺住民らとの意見交換などを行い、事業の具体的な検討に着手する方針だ。
 5月に神奈川県と藤沢市、寒川町、相模鉄道、慶応大学で構成する「いずみ野線延伸連絡協議会」で2駅のおおよその位置などについて合意に達したことなどから公表に踏み切った。
 いずみ野線は、二俣川駅(横浜市旭区)~湘南台駅(藤沢市)を結ぶ延長11・3キロの路線。延伸計画は湘南台駅からJR相模線倉見駅がある倉見までを結ぶ構想。12年6月に神奈川県と藤沢市、慶応大学、相模鉄道が共同で設立した「いずみ野線延伸の実現に向けた検討会」が、構想のうちの1期区間として相鉄湘南台駅から慶大湘南藤沢キャンパス周辺までの延長約3・3キロの延伸を提案。概算建設費を約436億円と試算していた。
 今回の報告によると、各駅を結ぶ鉄道線形は、各道路との位置関係に配慮し、土地利用や地形などの条件も踏まえて詳細な検討を進めるとしている。
 これらに先立ち16年11月にはB駅周辺の「健康と文化の森地区」の一部が市街化区域に編入されている。
 同延伸構想は、16年4月に交通政策審議会(交政審、国土交通相の諮問機関)が出した東京圏の鉄道整備に関する答申で、15年後までの整備を念頭に置いた「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」に位置付けられている。
 神奈川県も平塚市と寒川町で計画している環境共生モデル都市「ツインシティ整備構想」に合わせ、寒川町倉見地区付近に東海道新幹線の新駅誘致活動を展開しており、いずみ野線の倉見までの延伸実現に期待している。

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