論説・コラム

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回転窓/梅雨の時期にこそ  [2017年6月19日1面]

 忘れ物の傘を自動販売機に備え付け、貸し出すサービスを飲料メーカーが始めた。ニュースによると関東エリアと愛知県で最大340台に傘を用意するという▼今年は梅雨入りしても雨が少ない地域が多いものの、この時期にはありがたいサービスだ。それ以上に、使った傘を返してもらうという人の善意を前提にした取り組みが行われることに気持ちが安らぐ▼出張で訪れた街ではこんなシーンを見た。工事現場の前で小さな子どもが母親に「なにつくってるの?」と聞くと、警備員が工事看板の前に親子を案内して「マンションを造っています。しばらくご迷惑をお掛けいたします」と丁寧に説明していた▼保育園に向かう途中の親子であろうか。説明後も現場から遠ざかっていく親子を優しい笑顔で見守っている警備員。その丁寧な振る舞いに朝から温かい気持ちになれた。こうした触れ合いで工事に対する近隣の理解はきっと進むに違いない▼ちょっとした気の使い方で場の雰囲気が和み、人とのつながりも円滑になる。じめじめした梅雨の時期にこそ、職場や家庭、街の中でどのような気配りができるかを考えたい。

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