BIMの課題と可能性・182/樋口一希/直近で開催予定のセミナー

2017年6月20日 トップニュース

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 各ベンダーともにBIM未経験者、初心者向けのセミナーを強化している。直近で開催予定のセミナーについて公開情報に基づき報告する。事前登録など要留意のこと。


 □ユーザー主体で共催する「WorkShop TOKYO 2017」□

 AUGIjp(Autodesk Users Group International Japan)とSCSKでは、オートデスク製品ユーザーの視点から、スキルアップに役立つ情報を提供する無料イベント「WorkShop TOKYO 2017」を共催する。経験豊富なスピーカーによるセッションや実際に製品に触るハンズオンなど2D・3Dツールについて役立つ情報が満載。

 昨今のVR(Virtual Reality)技術の急速な普及を背景に、AUGIjpの阿部秀之氏による「設計者がつくるVR」が注目。設計者がVRを始めるに際しての機器やソフトの選定、BIMソフト「Revit」などのデータを活用してVRデータを作る方法を解説する。

 参加は無料。懇親会(会費5000円)は別途。申し込みは専用サイト(http://augi.jp/wst2017/)から。

 ◇日時:6月24日:午前9時30分(受付開始)~午後6時(以降、懇親会)

 ◇場所:SCSK(東京都江東区豊洲3-2-20、豊洲フロント14F)


 □「ARCHICADでつくるBIM施工図入門」出版記念セミナー□

 BIM LABOでは、本紙6月8日付10面の「書籍案内」に掲載された『ARCHICADでつくるBIM施工図入門』の出版記念セミナーとパーティーを開催する。

 同書は「BIMで施工図はできるのか?」との疑問に対して、実例でもってその方法を解説したもの。セミナーは、単にBIMとARCHICADのテクニックや事例を紹介するのではなく、BIM教育、BIM人材、BIMによる働き方改革までをテーマにする。監修を行った鹿島の安井好広氏、執筆担当の鹿島クレス・池田寛氏、BIM LABOの鈴木裕二氏も登壇する。

 参加は無料。パーティーは2000円(税込み)。申し込みはBIM LABOのサイト(http://www.bimlabo.jp/)から。

 ◇日時:7月4日:午後2~6時(以降8時30分まで)

 ◇場所:メビック扇町3階(大阪市北区扇町2-1-7、カンテレ扇町スクエア3F)


 □「ARCHICAD 無料体験セミナー」を各地で開催中□

 グラフィソフトでは、BIMソフト「ARCHICAD」の未導入者を対象に「ARCHICAD 無料体験セミナー」を各地で開催中。セミナー当日はテキストを参考にしてパソコンを操作し、建物モデルを構築、各種帳票の作成までを体験する。マウスやキーボードの操作ができればCADやBIMの未体験者でも参加可。

 所要時間が2時間、建物モデルから平面図、立面図・断面図を作成し、面積や部材数量、仕上げ表など各種帳票作成と修正を行う。

 参加は無料。申し込みはグラフィソフトのBIMイベント・セミナーのページから。

 ◇日時:6月初旬、から9月26日(大阪)まで暫時開催する。

 ◇場所:仙台、東京、豊川、名古屋、大阪、広島、福岡、鹿児島、那覇。


 □「GLOOBE」に関する「BIMなんでも相談会」を開催□

 福井コンピュータアーキテクトでは、BIMソフト「GLOOBE」に関する「BIMなんでも相談会(BIMに興味のある方はどなたでも)」を暫時、開催中。

 1社90分の個別相談形式を採用、BIMの全体像から採用時の効果、導入の留意点などBIMに関するさまざまな疑問に担当者が一対一で対応する。

 参加は無料。申し込みはJ-BIM Officialサイトのイベント・セミナーのページから。

 ◇日時:1カ月に4回程度、暫時開催中。

 ◇場所:福井コンピュータアーキテクトの各ショールームなど。


 □注目のRhinocerosの基本操作習得の1日コース□

 アプリクラフトでは、「速習! Rhinoceros:3次元モデリング入門」を開催する。対象はRhinocerosの未体験者。教材に「Rhinocerosで極める 3Dデジタルデザイン~ver.5.0に完全対応」を使用し、基本操作・モデリング演習(1)(2)を1日6時間コースで集中的にトレーニングする。

 受講料は3万6000円(教材代込み・税別)、定員は8人。申し込みはセミナー&トレーニングのページから。

 ◇日時:7月25日・8月25日:午前10時~午後5時

 ◇場所:アプリクラフト・トレーニングルーム(東京・渋谷)。

 〈アーキネットジャパン事務局〉(毎週火・木曜日掲載)