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熊谷組/熊栄協力会と建設業の魅力発信活動展開/都内で高校生向け現場交流会開く  [2017年7月5日3面]

現場交流会には女生徒も参加し、左官作業を体験した=も3日午後、東京都新宿区のマンション建設現場で

パネルディスカッションでは、現場の職員と職人が仕事のやりがいを語った=3日午後、東京都新宿区のマンション建設現場で

 熊谷組が、協力会社組織「熊栄協力会」と共同で、建設業の魅力を発信する取り組みを活発化させている。本年度に入り、熊栄協力会会員企業の採用活動を支援するツールとして、建設業の仕事を紹介するパンフレットを作成。3~4日には東京都内の建設現場に高校生を招いて交流会を開き、施工中の現場を見てもらうとともに、作業の体験や意見交換を通じてダイレクトに魅力をPRした。
 両者は建設業で女性や若者の活躍をさらに推進するため、「誰もがイキイキ働きやすい職場環境」づくりを進めている。多様な人材が働くことのできる環境整備とともに、女性や若者が建設業に触れる機会を重視し、今回の現場交流会を企画した。
 建設業の魅力を伝える趣旨の現場交流会は初の試みで、東京都立一橋高校の定時制の3年生25人が2日間に分かれて参加した。
 3日は、東京都新宿区で施工中の分譲マンション建設現場を訪れた。冒頭、熊谷組首都圏支店の栂野晃作業所長は、「私は中学1年の時に熊谷組の建設現場を見学し、この仕事に就くことを決めた。現場を見てもらうことはうれしい」とあいさつ。建設業の仕組みや専門工事業者の業種、女性が活躍している業種、建設現場の体制などが熊栄協力会の担当者から紹介された。
 生徒らは現場の職員の案内で、足場の解体や内装工事などの作業を見て回った。左官と鉄筋工の作業を体験できるコーナーが用意されており、こてを使って壁を塗り上げる作業や鉄筋の結束作業を体験した。
 見学後のパネルディスカッションでは、この現場で働くタイル工や電気工などが入職理由や仕事のやりがい、手掛けた代表的な仕事、一人前になるまでにかかった期間などを語った。生徒からも仕事の内容について質問が上がった。
 経営企画本部ダイバーシティ推進室の黒嶋敦子担当副部長は「建設現場がどんなものづくりをしているか。実際の仕事を見てもらい、そこで働くことの魅力を伝え、やりがいを感じてもらう良い機会になったのではないか」と話している。
 4日は、東京メトロから受注した「東西線南砂町駅始端部工区改良土木工事」(東京都江東区)の現場で交流会が行われた。
 熊栄協力会のリクルートパンフレットは、熊谷組が災害の被災地で取り組む復興支援や女性の働きやすさへの取り組み、協力会社で働く社員の声などを紹介しており、現場交流会の参加者にも配布された。

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