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清水建設/シンガポールで大型病院受注/延べ9・2万平米、単独で310億円  [2017年7月6日3面]

シンガポール国立がんセンターの完成イメージ

 清水建設は5日、シンガポールで大規模な病院の建設工事を単独受注し、着工したと発表した。同国初の陽子線治療施設を備えるがんセンターで、RC・S造地下4階地上24階建て延べ9万2043平方メートルの規模となる。受注金額は約310億円。工期は37カ月で、2020年5月末の竣工を目指す。
 受注したのは、シンガポール保健省が発注した「シンガポール国立がんセンター」で、同国南部のオートラムロードに建設する。施工者の選定に当たり、ECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式が採用され、昨年8月に大規模病院の施工実績が豊富な日本、韓国、フランスの企業5社を対象に入札方式の説明会が開かれた。
 その後、9月と11月にこの5社との間で個別に提案内容と見積金額の交渉が行われ、12月に最終の提案書と入札額を提示。審査へと進んだ。技術評価で同社の日本での陽子線治療施設の施工実績や施工担当者を監理技術者として現場に常駐させること、施工計画などが高く評価されたという。
 地下2~4階が陽子線治療施設となり、厚さ2・5メートルのコンクリートで遮へいする。設計は、意匠がCIAP、内装がKehler State、設備がAecom、構造がArupが担当する。
 同省からの大規模病院の受注は、ナショナルハートセンター、イーシュンコミュニティ病院、チャンギ総合病院メディカルセンターに続き4件目となる。

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