北海道総局企画特集 国土交通DAY

2017年7月26日 特集

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 建設業の人手不足が全国的な問題となる中、全国平均を上回るスピードで少子高齢化が進行している北海道でも若い担い手の確保・育成は喫緊の課題だ。若年者の入職に向けては職場環境の改善を重点課題として各企業がさまざまな取り組みを進めており、建設現場の安全性向上もその一つ。北海道労働局を中心に、交通災害や冬季の転倒災害が多いという地域特有の課題への対応が進んでいる。一方で、建設機械との接触事故防止に向け、人を感知する機能を搭載したICT(情報通信技術)建機を直轄工事で活用する建設企業も増加しており、安全な現場環境づくりと、担い手の減少に対応するための安全技術の開発に、官民挙げた取り組みが進んでいる。