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佐藤工業ら/点群データを3Dモデルに自動転換/計算手法開発、地山等級判定に応用  [2017年7月28日3面]

IGPF法で3Dモデル化した事例

 佐藤工業は、バイオネット研究所と共同で、地表面の形状を表す点群データを自動で単純な3次元(3D)モデルに置き換える新たな計算手法「IGPF法」を開発した。トンネル施工前の地山等級自動判定システムに応用したり、設計図がない古い橋梁や街並みを3Dモデルに転換する際などに活用できる可能性があるという。来春までに地山等級自動判定システムで実用化し、トンネルの施工効率化に役立てる予定だ。
 トンネル切羽などの地形や構造物を点群化する方法には写真測量や3Dレーザースキャナーなどを用いる方法がある。
 これらの方法で得た点群データから3Dモデルをつくる場合、精度に難があったり、データ量が大きくなり、処理に時間がかかったりすることがあった。工程に目視などの人為的な作業が加わる場合、作業者の主観で数値が変動してしまうといった課題もあった。
 IGPF法では、点群データを平面として自動認識し、高い精度で軽量のデータを得られるようにした。両者は、この新たな計算手法をトンネル施工前に使用する地山等級自動判定システムに応用。来春までに実用化することを目指している。
 設計図が残っていない過去の建築物や橋梁などの構造物から点群データを取得し、3Dモデルに変換する場合などにもIGPF法を活用できる可能性があるという。

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