東北支社暑中企画2017

2017年8月8日 特集

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 国土交通省と東北地方整備局は昨年12月に仙台市で開いた「第7回復興加速化会議」で、「東北復興働き方改革プロジェクト」を立ち上げた。担い手不足が建設業の共通課題となる中、「ワークライフバランス(WLB)認定」の取得企業に工事を優先発注したり、ICT(情報通信技術)の導入拡大を進めたりして、担い手確保と被災地の早期復興を両立させる狙い。国や東北6県は担い手確保のカギとなる「週休2日制度」の普及に本腰を入れ始めた。休日を増やせる環境を整えようと、業務効率化と処遇改善を目指す動きが活発化している。