技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

フジテック/エレベーター改修で新工法開発/稼働しながらリニューアル可能に  [2017年8月18日3面]

 フジテックは、エレベーターを終日停止せずにリニューアル工事が行える「モジュール工法」を開発した。稼働時間は、ビル管理者や、発注者のニーズによって自由に変えられるのが特徴。工事工程を細分化したことで、運行の安全を確保しつつ、工事を迅速に中断・再開できる。マンションやオフィスビル、高齢者介護施設、病院など幅広い建物に対応。今後、拡大が見込まれるリニューアル分野で普及を図っていきたい考えだ。
 同社はこれまで、エレベーターの制御盤や、停電時自動着床装置、ドア制御装置・ドアモーターなど、必要最低限の箇所のリニューアルを3日間で行う「制御盤交換パッケージ」を展開。制御系全体を取り換えるとともに、ドア周りの安全センサーや地震時の閉じ込め・長時間休止を防ぐ耐震機能など最新の安全機能が備えられる工法として好評だった。
 ただ、短工期でも3日間はエレベーターを連続停止する必要があり、発注者などからは、リニューアルに踏み切れないという声も多かったという。
 モジュール工法はこうした課題に対応。制御盤交換パッケージと工事後の性能は同じで、エレベーターを一定時間稼働しながら工事を行えるのが特色。工期は制御盤交換パッケージより長くなるが、エレベーター利用者が増える時間帯だけ稼働したり、利用者が少ない夜の時間帯にだけ工事を行うようにしたりできる。エレベーターの稼働時間は、発注者などが自由に設定でき、それぞれの建物の特性に合わせてスケジュールが立てられる。
 同社は、モジュール工法のメリットを広くアピールし、需要増加が見込まれるリニューアル分野で受注を拡大していきたい考えだ。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む
国際標準型アセットマネジメントの方法
インフラ資産のアセットマネジメント全体の...続きを読む
DVD 新版 つくる!安全現場の1年
「サイバーセキュリティ月間」の新コンテン...続きを読む
タイムライン―日本の防災対策が変わる
風水害などの防災対策として全国の地方自治...続きを読む