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近畿整備局、大阪市ら/夢洲コンテナターミナル岸壁全延長供用式典開く  [2017年9月5日8面]

関係者らによるくす玉開披

 近畿地方整備局と大阪市は2日、大阪市港区のホテルシーガルてんぽーざん大阪で「大阪港開港150年 夢洲コンテナターミナル岸壁全延長供用式典」を開いた。夢洲地区(大阪市此花区)で整備を進めてきた「夢洲コンテナターミナル」の岸壁延伸工事(250メートル)が完成し、西日本最長となる岸壁連続延長1350メートルの大水深コンテナターミナルの誕生、供用を祝った。
 国際コンテナ戦略港湾「阪神港」の一翼を担う大阪港の夢洲地区では、91年に高規格コンテナターミナルの整備に着手。09年10月にC12岸壁(水深16メートル、延長400メートル)の供用により、3バース(水深15~16メートル、延長1100メートル)の一体運用を開始した。その後、コンテナ貨物の増加や船舶の大型化に対応するため、13年度からC12岸壁の延伸工事を進めてきた。重さ約600トンに及ぶ鉄製のジャケット(幅50メートル、奥行き37メートル、高さ17メートル)を5基製作、据え付けて岸壁を整備した。
 2月から連続1350メートルの大水深コンテナバースとして既存施設と一体運営を開始しており、引き続き延伸部の岸壁背後の整備を実施中。今後は前面航路のしゅんせつ工事も行い、26年度の事業完了を目指す。
 この日、午後1時から行われた式典には、田中清剛大阪市副市長、菊地身智雄国土交通省港湾局長、池田豊人近畿整備局長、国会議員ら約300人が出席。冒頭、田中副市長が「今後は岸壁背後の荷さばき地の整備を進め、コンテナターミナルの取り扱い能力を増強させ、大阪港、ひいては阪神港の物流機能を強化していきたい」と吉村洋文市長の式辞を代読した。
 菊地港湾局長は「連続1350メートルの大水深岸壁の一体利用により、コンテナ船の大型化への対応やターミナル運用の効率化が図られる。全延長供用を契機とし、大阪港のさらなる飛躍を期待している」と話した。
 国会議員らの祝辞や三島理近畿整備局大阪港湾・空港整備事務所長による工事経過報告に続き、関係者が岸壁全延長供用を祝ってくす玉開披を行った。
 式典終了後、「大阪港開港150年国際物流シンポジウム」も開かれ、井上聰史政策研究大学院大学客員教授の基調講演「新たなロジスティクス拠点の形成に向けて」や、「大阪港の背後圏産業とアジアの成長を踏まえた今後の物流戦略」と題したパネルディスカッションが行われた。

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