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美術協会/高松宮殿下記念世界文化賞受賞者発表/建築部門はラファエル・モネオ氏  [2017年9月13日1面]

ラファエル・モネオ氏

 日本美術協会(総裁・常陸宮さま)は12日、世界の優れた芸術家に贈る第29回(2017年)「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者5人を発表した。建築部門ではスペインの建築家ラファエル・モネオ氏(80)が選ばれた。スペイン人の同部門受賞は初めて。授賞式は10月18日に東京都港区の明治記念館で行われ、受賞者にはメダルと感謝状、賞金1500万円が贈られる。
 モネオ氏はスペイン生まれ。父親の勧めで建築の勉強を始めた。土地の歴史的背景を重視しながら環境と調和させ、都市空間に溶け込む建築物をデザインする。1986年に竣工したスペイン・メリダの「国立古代ローマ博物館」で国際的に注目されるようになった。
 代表作に、スペイン・マドリードの「アトーチャ駅・新駅舎」(92年竣工)、米ロサンゼルスの「天使のマリア大聖堂」(02年竣工)、マドリードの「プラド美術館新館」(07年竣工)などがある。
 ハーバード大学で教壇に立つなど教育者、理論家としても活躍する。96年プリツカー賞、03年王立英国建築家協会ゴールドメダル受賞。10月19日に東京都港区の鹿島KIビルで受賞記念講演を行う。

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