論説・コラム

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回転窓/初物尽くしの地下鉄  [2017年10月5日1面]

 地下鉄博物館(東京都江戸川区)に展示されている日本初の地下鉄車両「1001号車」。先月、鉄道用電気車両として初めて国の重要文化財に指定された▼1927年12月30日、東京地下鉄道が東洋初の地下鉄として営業を開始した上野~浅草間(2・2キロ)を走行。その後、68年4月までの約40年間、営団地下鉄(現東京メトロ)銀座線で活躍した車両だ▼車体の難燃化を図るため、当時主流だった木製ではなく、全鋼製(ドア・窓枠など一部を除く)。日本初の自動列車停止装置を搭載し、全扉の開閉を自動化するなど安全性や利便性の面でも当時の先端を走っていた▼現在の銀座線では、12年4月に導入された新型車両1000系が運行中。車体は開業時から親しまれた旧1000形をモチーフに、レモンイエローの車体色を再現するなどレトロ調のデザインを踏襲。最新技術を積極的に取り入れ、消費電力の削減や乗り心地の向上、走行騒音の低減などを図った▼開業90周年を前に、銀座線では全駅舎の大規模リニューアル事業が進行中。地上の都市のかたちが移り変わる中、地下の風景も大きく変わろうとしている。

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