工事・計画

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埼玉県蕨市/市庁舎整備/検討審議会が答申、現在地建替が最適  [2017年10月12日5面]

林大樹氏〈右〉から答申書を受ける頼高英雄氏

 埼玉県蕨市の本庁舎(中央5の14の15)の耐震化について検討してきた「蕨市庁舎整備検討審議会」(会長・林大樹一橋大大学院教授)は11日、市内で第5回(最終)会議を開き、「現在地での建て替えが最適」とする答申書を頼高英雄市長に提出した。パブリックコメントを経て本年度中に市が方針を決定。18年度に基本構想・基本計画の策定に着手する。
 審議会では、▽市民会館との複合施設化▽蕨駅西口再開発事業地内での建て替え▽小学校敷地の活用▽現在地建て替え-を比較検討した。その結果、現庁舎は城址公園に近く、宿場町としての歴史を持つ市の地理的中心地に位置し、近隣には公共施設が多く整備されていると評価。現在地で建て替えた場合、市の上位計画である「コンパクトシティ蕨」に掲げた「蕨らしさの核」として都市形成に重要な役割が期待されるとした。
 答申には、市庁舎整備に当たって、▽旧中山道の活性化と併せた庁舎のあり方について総合的な検討を行う▽蕨の地域資源である河鍋暁斎の作品や双子織など歴史・伝統を生かした総合的な検討を行う▽BCP(業務継続計画)、レジリエンス(困難に直面した際にしなやかに回復する力)を踏まえて機能・構造を考慮する▽市民に親しみやすい庁舎として気軽に立ち寄れる施設構造などを検討する-などの要望も盛り込まれた。
 現在の本庁舎は1964年に竣工。県内40市のうち川口市に次いで2番目に古い庁舎となっている。規模はRC造地下1階地上4階塔屋2階建て延べ4695平方メートル。敷地面積は3727平方メートル。95年度に行った耐震診断の結果、構造耐震指標(Is値)は最小値で0・34となり、耐震性が不足するとの結果が出た。

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