行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

中部整備局浜松河川国道/天竜川でUAV河川パトロール実証実験実施/対象発見に成功  [2017年10月13日7面]

UAVの撮影映像をモニターで確認、対象を発見した

実証実験に使用した機器

 中部地方整備局浜松河川国道事務所は、天竜川河川敷で実施したUAV(無人航空機)を活用した河川パトロール実証実験(第1回)の結果を公表した。河川管理を効率化するため、不法投棄ごみの発見にUAVが活用できるか検証。通常の河川巡視では発見困難な場所に放置されたごみでも、UAVのリアルタイムの撮影映像で確認することができた。12月には、浜松市消防局と合同で実施する水難事故対応訓練での実証実験も予定している。同事務所は、データの積み重ねと検証を通じUAVの新たな活用方策の検討を進める方針。
 実証実験は6日、天竜川右岸(国道1号橋梁下流部)で実施した。河川敷内の低水路上に、不法投棄ごみの代わりにカラーコーンを設置。あらかじめ設定した巡視ルート上を、3機のUAVが同時に自動飛行モードで高度20メートル、40メートル、60メートルから撮影した。映像はリアルタイムでモニターに配信した。その結果、各高度からの映像でいずれもカラーコーンの存在を確認することができた。
 課題としては、▽自動飛行から手動操作モードへの切り替え▽出張所など遠隔地のモニターにタイムラグのない映像を配信するためのシステム構築▽時間をかけずに、不法投棄ごみや水難救助対象者を検知・発見できるかの検証-などが挙げられた。このため、12月に予定する水難事故対応訓練でも実証実験を行う。
 河川敷内では樹木が繁茂しており、堤防からの通常のパトロールでは不法投棄ごみの発見は難しい。このため、同事務所は18年度以降も計画的な実証実験を行いUAVの活用方法を検証し、河川管理のさらなる効率化を図っていく考えだ。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む
国際標準型アセットマネジメントの方法
インフラ資産のアセットマネジメント全体の...続きを読む
DVD 新版 つくる!安全現場の1年
「サイバーセキュリティ月間」の新コンテン...続きを読む
タイムライン―日本の防災対策が変わる
風水害などの防災対策として全国の地方自治...続きを読む