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朝日航洋/水中点検用フロートロボット実用化めざす/大阪府内2カ所で実証実験実施へ  [2017年11月9日3面]

水中点検用フロートロボット

 朝日航洋は、水中点検用フロートロボットの実証実験を大阪府内2カ所で実施する。実験は大阪府、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と協力し、13日に大阪市城東区の平野川分水路・第二寝屋川、14、15の両日に大阪府狭山市の狭山池ダムでそれぞれ行われる。同社は実験結果を踏まえてフロートロボットを改良し、早期の実用化を目指す。
 フロートロボットは、スキー板のような形状のフロート部(2本)の上部に水中点検用の各種カメラやセンサーを搭載。河川やダムを航行しながら、河床やダム底の測量と精密な3次元(3D)形状の作成、管理施設(水上・水中)の画像などを取得する。実験では、水中点検の正確性やロボットの航行など実用化に必要な性能を検証する。
 ダム底の点検は、有人船やダイバーによって行われており、作業には危険も伴う。フロートロボットの活用により、人が水域で行う作業を大幅に削減でき、安全性が向上。作業の効率化も図れる。ダム底全面の3D形状の把握も可能なため、より安全で高精度の調査が期待できるという。
 大阪府は実証フィールドの提供を通じ効率的な都市基盤整備や維持管理に役立つ技術の開発を支援する。

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