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空調大手4社/17年4~9月期決算/全社が増収営業増益、ビル空調受注が減少傾向  [2017年11月14日3面]

上場空調設備工事大手の17年4~9月期連結決算

 空調設備工事大手4社(高砂熱学工業、大気社、ダイダン、三機工業)の17年4~9月期決算が13日に出そろった。首都圏での大型工事が順調に進ちょくしたことや好調な事業環境を背景に全社が増収・営業増益となった。一方、受注高は全社が事業の柱としているビルの空調工事などが減少傾向にあり、3社が減少した。
 首都圏を中心とした大型再開発工事が順調に進んだことや、各社が進めてきた利益改善策の効果が実を結び始めたことが増収・営業増益に寄与した。
 高砂熱学工業は、一般設備、産業設備の両分野で構成する設備工事事業が14・6%の増収。
 大気社は、ビル空調を含む環境システム事業が8・0%の増収となったほか、自動車工場の塗装システムなどを扱う塗装システム事業も43・7%増と大幅に売上高を伸ばした。
 ダイダンは、電気工事が微減となったものの、空調工事(前年同期比23・1%増)、水道衛生工事(14・7%増)ともに2桁の増収となった。
 三機工業は、ビル空調衛生の売上高が前年同期比15・8%増と大幅に伸びた。現場の業務効率化施策を一層加速させたことなどが増益につながった。
 受注高は、国内の空調・衛生分野の受注が一巡したことなどで3社が減少したが、三機工業はプラント設備の受注に成功したことで増加した。
 高砂熱学工業は、設備工事事業の受注高が5・1%減、設備機器の製造・販売事業の受注高が15・2%減少した。
 大気社は、環境システムの受注高が海外での受注増により11・7%増と伸びたが、塗装システム事業が38・4%減となった。
 ダイダンの受注高は、電気工事が6・2%増となったが、空調(13・7%減)、水道衛生(19・5%減)が大きく落ち込んだ。
 三機工業は、ビル空調衛生の受注高が15・1%減となり、建築設備全体の受注高が前年同期を4・2%下回ったが、大型プラント設備を受注したことで、受注高全体では前年同期を上回った。

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