企業・経営

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

キャタピラージャパン/ICT対応機種、販売数が前年比倍増/国主導で国内市場拡大  [2017年11月14日3面]

 キャタピラージャパンのICT(情報通信技術)対応建機の国内販売が好調だ。13日にハリー・コブラック代表取締役が日刊建設工業新聞の取材に応じ、「(17年1月以降の)販売台数が前年の2倍に増え、油圧ショベル全体の1割以上がICT対応機種になった」ことを明らかにした。具体的な販売台数や売り上げ金額などは非公表としているが、ICT建機の出荷の伸びや排ガス規制強化に伴う駆け込み需要が追い風となり、油圧ショベル全体の需要も前年比で16%増加したという。
 コブラック代表取締役は「日本のように国(国土交通省)がICT施工を先導している国はほかになく、国内市場は今後も伸びる余地がある」と日本のICT建機市場を有望視。日本国内の油圧ショベル需要は「主流が中型から小型に移っている」として、ICT対応機種を積極投入し、受注拡大を目指す方針だ。
 技術開発では、建機の動作を半自動的に制御し、電線や地下のガス管など障害物との接触を回避する「2D E-フェンス」など独自の検知機能にさらなる改良の余地があると指摘。検知技術の精度をより高め、他社との差別化を図っていく方針を示した。作業中に土砂などの積載量を計量し、過積載や過小積載を防ぐ「Catペイロード」などのサービスもアピールしていくという。
 同社は昨春から顧客の生産効率や安全性を向上する「CATコネクトソリューション」事業を展開。ICTやIoT(モノのインターネット)を活用して機械、生産、施工、安全の4項目を管理するサービスを提供している。
 今年10月には、「CAT300シリーズ」の設計を25年ぶりに大きく見直したICT施工対応の次世代油圧ショベル「Cat320GC」「同320」を発売した。

コメント

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む
国際標準型アセットマネジメントの方法
インフラ資産のアセットマネジメント全体の...続きを読む
DVD 新版 つくる!安全現場の1年
「サイバーセキュリティ月間」の新コンテン...続きを読む
タイムライン―日本の防災対策が変わる
風水害などの防災対策として全国の地方自治...続きを読む