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関東地区発注機関/週休2日へ取り組み拡大/埼玉県内でハッピーサタデー実施広がる  [2017年11月15日5面]

 関東地方で建設現場の週休2日制実現に向けた取り組みが広がりを見せている。関東地方整備局や埼玉県、さいたま市は、10~11月の第1土曜日に一斉休工する「ハッピーサタデー」を実施。埼玉県内では、このほか少なくとも30市町が同様の取り組みを行った。週休2日モデル工事は、関東農政局や北関東防衛局、管内地方自治体でも導入が進んでいる。
 ハッピーサタデーは、発注者が主導して、緊急的な工事を除いて土曜日の休工を呼び掛けるもの。関東整備局と埼玉県、さいたま市、埼玉県建設業協会で構成する「埼玉県i-Construction推進連絡会」が連携し、10月7日と11月3日に初めて実施した。
 受注者にアンケートを行っており、実施状況や休日の活用状況、実施できなかった場合の理由を把握し、今後の施策に生かしていく。さいたま市を除く埼玉県内の市町の実施状況は、県を通じて把握する。事前の照会では、30市町がハッピーサタデーに賛同しており、このほか未回答の市町を含めて、同様のアンケートを行う。
 週休2日モデル工事の取り組みを見ると、関東農政局は、本局契約の案件で土日完全休工を促進するモデル工事を、そのほかの案件は週休2日のモデル工事を試行的に運用中だ。いずれも受注者希望型となっている。土日完全休工モデル工事は、土曜と日曜日を完全に閉所することが求められ、その実施率が90%を超えれば工事成績評定が1点、100%の場合には2点加点される。週休2日のモデル工事は、曜日は問わず週休2日を実施すると、間接工事費が補正される。
 北関東防衛局は、入札公告時に「週休2日」を指定する「発注者指定型」と、受注者からの意向により実施する「受注者希望型」を設定して試行を開始した。本年度は発注者指定型を4件で実施する予定だ。
 管内自治体でも、栃木県、千葉県、山梨県、長野県、さいたま市、横浜市が週休2日の試行工事の取り組みについて、埼玉県はハッピーサタデーに関してホームページで紹介している。

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