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国際航業/スイスのソフトウエア開発会社と共同事業開始/3D空間解析を完全自動化  [2017年11月16日3面]

記者会見後に握手を交わす渡邉専務〈左〉とストレチャCEO=15日午前、都内で

 国際航業は、世界的な3次元(3D)空間解析ソフトウエア開発会社、Pix4D(スイス、クリストフ・ストレチャCEO〈最高経営責任者〉)と、国内建設現場の生産性向上策i-Constructionと公共測量分野で共同事業に乗りだす。両社の強みを生かし、3D空間解析の完全自動化を実現。建設事業分野などをターゲットにサービスやソフトを売り込み、将来的に3Dセンシング事業で年間20億円規模の売上高を目指す。
 9月末に基本合意書を交わした。i-Constructionと公共測量に対応する機能を共同開発し、国際航業が提供する3D空間解析クラウドサービス「KKC-3D」上で独占提供する。ドローン(小型無人機)やカメラで撮影した画像から点群、数値地形、地表面モデルなどを自動で作成可能なPix4Dの写真測量ソフト「Pix4Dmapper」を国際航業が国内で販売する。
 共同開発を進めるのは、対空標識の自動認識機能や各種精度管理表の自動作成機能など。これらの機能を搭載することで、KKC-3Dのアウトプットを含む24時間365日対応を実現し、ユーザーの利便性を一段と高める。
 近年の写真測量技術の発達とドローンの急速な普及により、建設現場をはじめ、3Dモデルの活用場面が大幅に増加している。15日に東京都内で開かれた記者会見で、渡邉和伸専務事業開発本部長は「海外の先進事例を国内に取り入れ、写真測量に無縁の業界にも事業を拡大していきたい」と意気込みを語った。
 ストレチャCEOは日本市場について、「米国、中国、オーストラリアに続く大きな市場となる」と強調。「国際航業は幅広い分野の実績と技術力を持つ。3D空間解析技術を育てていく強力なパートナーだ」と期待を寄せた。

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