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建コン協九州/福岡市で夢アイデア交流会開く/最優秀賞に徳永佳子さん  [2017年12月12日9面]

 建設コンサルタンツ協会(建コン協)九州支部(福島宏治支部長)は9日、福岡市中央区の天神スカイホールで「夢アイデア交流会2017」を開いた。第15回まちづくりに関する提案募集の応募作品のプレゼンテーションが行われ、学生や市民がまちづくりのアイデアや夢を披露。最優秀賞に「いつまでも自宅で元気に暮らすために~便器のないトイレ?~」について発表した徳永佳子さんが選ばれ、表彰された=写真。
 約150人が参加。開会に当たり福島支部長は「一緒に楽しい時間を過ごして、この場を出てからもその夢がだんだん大きく膨らむ、ブレークスルーしていく契機になることを祈念する」とあいさつした。
 プレゼンテーションでは応募36作品の中から1次審査で選ばれた10作品の提案者が国際交流や環境保全、子育て支援など幅広い分野の夢やアイデア、思いを披露。今回初めて外国人留学生も発表した。
 最優秀賞に選ばれた徳永さんは介護の経験を踏まえ、要介護者の自力での排せつをサポートするため、便器が壁に格納され、格納庫内で便器を丸ごと洗浄・殺菌できる全自動ビルトイントイレを提案した。
 このほか「お国自慢交流会を、老人会の方々を対象に開催する」について発表した耿舒圓さん、筑後川河川敷を交流の場として活用する「ちくごプラージュ」について発表した國武のぶ子さんがそれぞれ優秀賞に選ばれた。
 審査結果の発表後、審査委員らは「日常生活の中から社会を変えていくアイデアが出るのは素晴らしい」「地域とつながっていくためにどうしたらいいかというアイデアがたくさん出た。頼もしい」「受賞者の言葉には力があった」などと講評。玉川孝道審査委員長は「身近な課題を深く受け止め、そこから夢を描いていることに感服した」と述べた。
 表彰式で徳永さんは「メーカーや建設関係でタッグを組んでもらい、これから実現するという次の夢を見せてもらいたい」と喜びを語った。
 交流会では夢アイデアの実現をサポートする大学生グループ「九州まちづくりプロジェクト」による宮崎県西米良村でのアルバイト体験の活動報告と意見交換も行われ、登壇者からは大学への情報発信の強化が必要とする指摘や継続的な支援を求める意見が出た。

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