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中部整備局/東海環状・岐阜山県トンネル貫通式開く/施工は前田建設  [2017年12月12日7面]

貫通発破のボタンを押す関係者

鏡開きで無事貫通を祝った

 中部地方整備局が建設を進めている東海環状自動車道(西回り区間)のうち、岐阜市と岐阜県山県市の市境にある岐阜山県トンネル(仮称)の貫通式が10日、トンネル坑内で行われた。野田聖子、武藤容治の両衆院議員をはじめ地元選出の国会議員、細江茂光岐阜市長、林宏優山県市長など地元・工事関係者ら約150人が出席。貫通発破、通り初め、鏡開きなどを行い、トンネルの無事貫通を祝った。施工は前田建設が担当している。
 同トンネルは岐阜市山県北野~山県市東深瀬を結ぶ延長1117メートルの山岳トンネル。内空断面積は81平方メートルで、トンネル幅は約13メートル。施工はNATMで行われた。工事全体の施工延長は1650メートル。昨年3月に工事着手し、途中破砕帯などに遭遇したが、無事貫通させた。貫通誤差は上下2ミリ、左右5ミリだった。工期は18年10月31日まで。
 貫通式で、塚原浩一中部整備局長は「地域の皆さまのご理解、ご支援を頂くとともに、施工者の方々の品質向上や省力化のご努力で無事貫通できた。関広見インターチェンジ(IC)から高富IC(仮称)間では6本のトンネルがあるが、今回の貫通は5本目、最も延長の長いトンネルで、大きな階段をまた一段昇ることができた」とあいさつした。
 前田建設の前田操治社長は「約16カ月の工期で貫通できた。この間、発破の振動や騒音、工事車両の往来など地元の方々に大変ご迷惑をお掛けしたが、ご理解とご協力を頂いたことに感謝したい。まだ工事が終わったわけではない。引き続き安全最優先で工事を進めたい」と、述べた。
 東海環状道は名古屋市周辺30~40キロ圏に位置する愛知・岐阜・三重3県の豊田・瀬戸・土岐・関・岐阜・大型・四日市などの諸都市を環状に連絡する延長約160キロの高規格幹線道路。東回り区間の豊田東ジャンクション(JCT)~美濃関JCTの延長73キロは05年3月に開通。西回り区間(関広見IC~新四日市JCT間延長約77キロ)も順次開通する予定。岐阜山県トンネル(仮称)が含まれる関広見IC~高富IC(仮称)延長8・4キロは19年度の開通が予定されている。

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