工事・計画
大阪湾フェニックスセンター/3期神戸沖埋立処分場設置事業/20年度に護岸設計着手 [2017年12月12日8面]
大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)は神戸市東灘区六甲アイランド沖に計画している「フェニックス3期神戸沖埋立処分場(仮称)設置事業」の環境影響評価方法書の縦覧と住民意見の公募を終えた。事業実施区域は約75ヘクタールでこのうち埋め立て面積は約70ヘクタール。行政手続きなどが順調に進むと護岸実施設計は20年度にも着手する見通し。「平成29年度フェニックス3期事業(神戸沖)廃棄物埋立護岸基本設計業務」は日本港湾コンサルタント(東京都品川区)が進めており18年3月23日に業務を完了する。
同事業の環境影響評価方法書については今後、住民意見と神戸市長・兵庫県知事の意見を踏まえ、現況調査・予測・評価に着手する。現況調査などを1年余の期間をかけて行い、環境影響評価準備書を作成。住民意見などを聞いて約2年後には環境影響評価書をとりまとめる。護岸の着工は早ければ21年度中を見込む。工期は約8年の予定。
大阪湾フェニックスセンターは近畿2府4県の自治体、4港湾管理者と海面埋め立てによる廃棄物の最終処分を広域的に進めている。これまで大阪湾フェニックス事業1期事業として尼崎沖・泉大津沖、2期事業として神戸沖・大阪沖埋め立て処分場を整備したが、現在の2期基本計画以降の新埋め立て処分場の確保が大きな課題として浮上。南海トラフ巨大地震などの発生も予想されており、巨大災害発生に伴う災害廃棄物の仮置き場の確保も必要とされていることから同事業を計画・推進することになった。
対象実施区域は、六甲アイランド南建設事業として過去に環境影響評価を行い公有水面埋め立て免許を取得し着工した区域のうち、未施工の部分。場所は神戸市東灘区向洋町地先の六甲アイランド南地区第2工区。神戸港ではほかに公有水面埋め立て免許を取得した未施工の区域はなく、唯一の候補地となっている。
護岸などの工事を実施した後、約20年程度にわたって廃棄物の埋め立て処分を行う予定。
対象実施区域の東側にある2期神戸沖埋め立て処分場では、既に廃棄物埋め立て事業を実施。廃棄物埋め立て護岸は取得済みの公有水面埋め立て免許による埋め立て護岸を基本とする。埋め立て用材は陸上残土などから廃棄物に変更するため、2期神戸沖埋め立て処分場と同様に遮水工の設置工事などを行う。
可燃性廃棄物のうち腐敗性のある廃棄物は焼却してから受け入れる。同事業では2期神戸沖埋め立て処分場と同様、管理目標値を定めて内水の排水処理を行い、排出口から海域に放流する。
同事業の環境影響評価方法書については今後、住民意見と神戸市長・兵庫県知事の意見を踏まえ、現況調査・予測・評価に着手する。現況調査などを1年余の期間をかけて行い、環境影響評価準備書を作成。住民意見などを聞いて約2年後には環境影響評価書をとりまとめる。護岸の着工は早ければ21年度中を見込む。工期は約8年の予定。
大阪湾フェニックスセンターは近畿2府4県の自治体、4港湾管理者と海面埋め立てによる廃棄物の最終処分を広域的に進めている。これまで大阪湾フェニックス事業1期事業として尼崎沖・泉大津沖、2期事業として神戸沖・大阪沖埋め立て処分場を整備したが、現在の2期基本計画以降の新埋め立て処分場の確保が大きな課題として浮上。南海トラフ巨大地震などの発生も予想されており、巨大災害発生に伴う災害廃棄物の仮置き場の確保も必要とされていることから同事業を計画・推進することになった。
対象実施区域は、六甲アイランド南建設事業として過去に環境影響評価を行い公有水面埋め立て免許を取得し着工した区域のうち、未施工の部分。場所は神戸市東灘区向洋町地先の六甲アイランド南地区第2工区。神戸港ではほかに公有水面埋め立て免許を取得した未施工の区域はなく、唯一の候補地となっている。
護岸などの工事を実施した後、約20年程度にわたって廃棄物の埋め立て処分を行う予定。
対象実施区域の東側にある2期神戸沖埋め立て処分場では、既に廃棄物埋め立て事業を実施。廃棄物埋め立て護岸は取得済みの公有水面埋め立て免許による埋め立て護岸を基本とする。埋め立て用材は陸上残土などから廃棄物に変更するため、2期神戸沖埋め立て処分場と同様に遮水工の設置工事などを行う。
可燃性廃棄物のうち腐敗性のある廃棄物は焼却してから受け入れる。同事業では2期神戸沖埋め立て処分場と同様、管理目標値を定めて内水の排水処理を行い、排出口から海域に放流する。
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