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社整審道路分科会中部地方小委/伊豆縦貫道(天城湯ヶ島~河津)は西側ルート案に  [2017年12月14日8面]

 中部地方整備局は13日、社会資本整備審議会(社整審)道路分科会の中部地方小委員会(委員長・中村英樹名大大学院教授)を名古屋市内で開いた=写真。国道153号飯田南道路と伊豆縦貫自動車道(天城湯ヶ島~河津)の2件の計画段階評価を審議。ルート帯の検討を進めていた伊豆縦貫自動車道(天城湯ヶ島~河津)について同局は、全線を自動車専用道路で整備し集落や観光地へのアクセスに優れる「西側ルート」とする対応方針案を説明し、了承された。
 伊豆縦貫自動車道(天城湯ヶ島~河津)は、伊豆半島の南北軸を形成する延長約60キロの伊豆縦貫自動車道の一部で、天城湯ヶ島インターチェンジ(IC、静岡県伊豆市)と河津IC(河津町)を結ぶ。伊豆半島の道路啓開時は骨格となる道路で、観光ポテンシャルも高く早期の全線開通が期待されている。
 ルート帯の検討に際し、両ICの間には温泉地下水のかん養源が広がっているため、これを東西にう回する3ルート帯を設定。地元住民や団体、道路利用者に実施したアンケート結果を踏まえ、救急医療施設などへの速達性や確実性に優れ、主要観光施設にアクセスしやすい西側ルートが最も優位だと判断した。西側ルートは延長約20キロ。事業費は約1300億~1500億円。新設するICは事前通行規制区間を避け、集落や観光施設へのアクセス性を考慮した配置を検討する。
 国道153号飯田南道路は、中央自動車道の飯田山本IC付近(長野県飯田市山本)~飯田IC付近(飯田市伊賀良)を結ぶ延長約5キロ区間が対象。幅員が狭いため事故も多く、渋滞も著しい。一方、飯田市は航空宇宙関連企業が集積し今後さらなる成長が見込まれる。リニア中央新幹線長野県駅が設置されるため観光客の増加も期待される。このため、中部整備局は交通円滑化、交通安全の確保、地域振興の三つの政策目標案と、道路利用者や住民らに実施するアンケート項目案を示した。委員の意見も踏まえ今後意見聴取し、結果を基に複数の整備案を検討する。

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