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西松建設/環境経営の取り組み加速/eco検定合格者が2千人突破  [2017年12月15日1面]

 西松建設が、環境経営に力を入れている。4月には産業廃棄物の処理過程の管理を電子化する電子マニフェストの導入率100%を達成。7月には、東京商工会議所が主催する「eco検定」の累計合格者数が2000人を突破した。二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向け全社的な環境データの見える化システムを構築するなど取り組みを加速させている。
 西松建設は、2015年4月に「安全環境品質本部」を新設。20年度を目標年度とする環境計画「西松Green Way」に基づき、建設副産物の発生抑制・リサイクルやCO2排出削減などの環境施策を積極的に推進している。
 本年度は、建設副産物の発生抑制に向けて進めていた電子マニフェストの導入が、目標の20年度を前に100%を達成。現在も100%を維持している。
 企業が社員の環境意識向上などに活用するeco検定は、本年度に488人が受験し、企業別の受験者数がイトーヨーカ堂に次ぐ2位を記録。経営幹部も含めて累計の合格者数は2077人となり、全従業員の81%に達した。
 リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会主催の3R推進功労者等表彰では、全5支社が応募し、九州支社が国土交通大臣賞、北日本、関東建築、関東土木、西日本の各支社が3R推進協議会会長賞と全支社が受賞した。
 さらに7月には、全社のCO2の排出量を見える化する「目で見る環境データ」を構築。11月には産廃の排出データとも連動した運用を開始し、CO2の排出削減の取り組みを強化している。
 前田陽一環境品質部長は「CO2の排出削減には限界がある。これからは創エネルギーも含めた脱炭素にシフトして取り組みを進めていく」と話し、18年度にスタートする次期中期経営計画で、脱炭素の取り組みを重点事項に掲げる考えだ。

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