工事・計画

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東京・港区/区立科学館整備/虎ノ門の複合施設内に、20年4月開設めざす  [2017年12月26日4面]

1階の完成イメージ

 東京・港区は、関東地方整備局と建設を進めている複合施設「気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター」内に「(仮称)港区立科学館」を整備する。区の特性を生かし、ビルの建設や免震、海流の原理など、身近な科学を体験しながら学べる施設とする方針。20年4月の開設を目指す。
 科学館は複合施設の1、2階の一部(延べ1070平方メートル)に配置する。1階の常設展示コーナーには港区の地形模型に自然や交通インフラ、防災ハザードの映像を投影する展示や大型装置を使った体験型展示を展開。このほか、実験室・工作室、多目的体験ホールも設置する。同ホールでは同じ建物内に開設される気象庁の気象科学館をはじめ、最先端の科学技術を持つ企業や大学、研究機関と連携した企画展やイベントの開催を計画中。
 2階にはプラネタリウムホール(121席)を設ける。最新の宇宙観測データや宇宙開発などの話題を盛り込んだ番組や、区の歴史と文化、観光資源などの魅力を発信するオリジナル番組を投影する。
 常設展示コーナーの展示機器の製造はトータルメディア開発研究所、プラネタリウムの機械設備の設置はみなとプラネットユニバースが担当。区は科学館の運営に指定管理者制度を導入する方向で検討を進めている。
 港区教育委員会の青木康平教育長は科学館について、「理科教育を進めるため、子どもから大人まで広く興味を持っていただける施設としたい。合築の利点を生かし、区単体ではできない魅力あるイベントも展開していく」と話している。
 科学館が入るのは、関東整備局が国の気象庁虎ノ門庁舎と、港区から受託した区立教育センターを合築で整備する施設内。
 建設地は虎ノ門3の6の9(敷地面積5500平方メートル)。建物の規模は地下2階地上14階建て延べ4・2万平方メートル。
 民間事業者が施設を国に引き渡してから維持管理・運営を行うBTO方式のPFIを採用している。施設の設計、施工、維持管理、運営は、大成建設を代表企業とする特別目的会社(SPC)の「鞆絵サイエンスパートナーズ」が担当。設計は大成建設・梓設計JV、施工は大成建設が手掛けている。20年2月の竣工を目指す。

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