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名古屋市教委/図書館運営のあり方構想策定/5ブロックで施設再配置  [2017年12月26日8面]

 名古屋市教育委員会は、今後の図書館運営のあり方を「なごやアクティブ・ライブラリー構想」としてまとめた。施設の老朽化に対応しながら、時代に即したサービスを提供するのが狙い。30年先を見据え、26年度までに市域を5ブロックに分け、施設の再配置をスタートさせる。特に、耐震性能を満たしていない千種図書館の再整備について、早急に検討する方針を示した。
 7月に構想案を作成、市民意見を聞いてまとめた。
 構想によると、30年先を見据えた図書館像の柱は▽資料と専門性を生かし、地域や市民の役に立つ図書館▽さまざまな場所でサービスを利用できる便利で快適な図書館▽時代の変化に対応できる持続可能な図書館-の3本。
 これらの実現に向け、14区と6支所それぞれにある分館を見直す。具体的には、サービス網を▽千種・東・守山・志段味・名東の第1▽瑞穂・緑・徳重・天白の第2▽熱田・港・南陽・南の第3▽中村・中川・富田の第4▽北・楠・西・山田の第5-の5ブロックに分け、各ブロック内で施設の再配置を行う。
 各ブロックにはA~Cの地域サービス館、貸し出し返却ポイント、協働運営ポイント、自動車図書館を設ける。蔵書数はAタイプが15万冊、Bタイプが5万~7万冊、Cタイプが1万冊。運営方式は、鶴舞中央図書館(昭和区鶴舞1、蔵書数約130万冊)とAタイプ地域サービス館が市の直営。その他については民間活力の活用を検討する。中央図書館とAタイプサービス館に専門職である司書を集約し、郷土資料の収集や活用、専門的な課題解決支援、学校との連携などサービス機能を強化する。
 施設整備は、完成後40年以上が経過している千種、守山、名東各図書館がある第1ブロックを優先する。千種図書館の再整備に当たっては、各ブロック1館の配置を予定しているAタイプ地域サービス館のモデル館を目指し、田代町瓶杁1から星が丘地区に移転させる。守山、名東各図書館は、改修時期を捉え、施設の複合化や民間施設の借り上げ、売却などの整備手法を検討する。

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