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前田道路/東京合材工場の破砕施設増築が完成/都心部の破砕処理ニーズ増加に対応  [2017年12月27日3面]

破砕処理施設全景

今枝社長

 前田道路が東京都江東区の東京合材工場内に増築していた破砕施設が完成し、26日に現地で竣工式が開かれた。がれき類破砕工場とガラス・コンクリート・陶磁器くず破砕工場を併設。都心部での開発需要増加により増えるアスファルト・コンクリート殻の破砕処理ニーズに応える。
 増築した破砕施設は、S造平屋904平方メートルの建屋に、処理能力が毎時250トンのがれき類破砕工場と同40トンのガラス・コンクリート・陶磁器くず破砕工場を併設した。東京、千葉、神奈川、埼玉からの廃材を受け入れる。
 最大受け入れ数量はがれき類が5197・1立方メートル、8314・4トン、ガラス・コンクリート・陶磁器くずが682立方メートル、1091・2トン、製品ヤードは最大3030立方メートル、4848トンを保管できる。建屋とストックヤードは若築建設、プラント設備は中山鉄工所が施工した。
 破砕設備を建屋内に設置して騒音の発生を抑制。破砕機など主要8カ所に散水装置、破砕機と分級機ごとに集じん機を設置して粉じん発生も抑えるなど、周辺環境や作業環境に配慮した。すべてのベルトコンベヤーの駆動に直行ギヤードタイプを採用して作業員の巻き込まれの危険性をなくすなど安全性も高めている。
 神事には関係者ら約40人が出席。岡部正嗣名誉会長らが玉串をささげ、無事竣工を祝った。あいさつした今枝良三社長は「コンクリートとアスファルトの処理を分離して品質向上を図るとともに、環境対策も万全の立派な施設ができた。新しい施設、設備で奮闘してもらいたい」と期待を述べた。

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