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18年に節目迎える企業/熊谷組120周年、東亜建設工業110周年/帝国データ  [2017年12月28日3面]

1908年にスタートした向井建設は110周年を迎える

1月1日に創業120周年を迎える熊谷組

2018年に周年を迎える主な建設関連企業

  ◇鈴縫工業が100年企業入り
 来年2018年は明治維新から数えて150年。建設業界では、多くの企業が創業や設立からの節目を迎える。上場ゼネコンでは、熊谷組が1898年の創業で来年が120周年、東亜建設工業が1908年の創業で110周年。鈴縫工業が100年企業の仲間入りを果たす。各社は現在までの歩みを振り返り、次への飛躍を目指す。
 民間信用調査会社の帝国データバンクが実施した周年企業調査によると、18年に10年刻みで節目を迎える企業は全国で13万9359社に達する。建設業では10周年が4662社、50周年が9414社、100周年が157社。特に50周年を迎える企業が多く、業種別では最多の40・3%を占める。
 上場ゼネコンのうち、1月1日に創業120周年を迎える熊谷組は、1898年に石工職人だった熊谷三太郎がその腕を見込まれ、全国で3番目となる福井県の水力発電所「宿布発電所」の水路建設工事を請け負ったのが始まり。同社は8月に記念ロゴマークを制定。1月には同社のマスコットキャラクター「くま所長」とサンリオの世界的人気キャラクター「ハローキティ」のコラボレーション企画をスタートさせる。
 東亜建設工業は、1908年に、浅野財閥の総帥・浅野総一郎が鶴見川の河口に広がる海面約150万坪の埋め立て事業計画を神奈川県庁に提出したことが第一歩とされる。国内の港湾工事で存在感を発揮するとともに、民間建築、海外へと活躍の場を広げている。
 同じ1908年には村本建設と向井建設もスタートを切った。
 100周年を迎える鈴縫工業は1918年に、初代・鈴木縫之助が茨城県日立市城南町で「鈴縫組」と称し、土木建築請負業を創業した。北海道を地盤とする丸彦渡辺建設と萩原建設工業もそれぞれ100周年を迎える。宮城県の橋本店は140周年。
 プラントエンジニアリングでは日揮が90周年、千代田化工建設が70周年。道路舗装を得意とする愛知県の大有建設が90周年、鹿島道路が60周年、トンネル専門工事業の山崎建設が70周年、橋梁工事に強みを持つショーボンド建設が60周年となる。
 来年周年を迎える建設関連企業で最も古いのは、材木商からスタートした愛知県の白竹建設と社寺建築を中心に実績を積み上げてきた富山県の森田建設で、ともに1818年の創業で200周年を迎える。

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