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積水ハウス/大阪・御堂筋でホテル開発計画/マリオット日本初上陸ブランド導入  [2018年1月11日4面]

W OSAKAの壁面にあしらわれた切れ込みが印象的な外観イメージ

調印式後の和田会長兼CEO〈左〉とマリオット・インターナショナルのクレイグ・スミス社長兼マネージングディレクター

 ◇設計顧問は安藤忠雄氏
 積水ハウスは10日に東京都内で記者会見し、大阪・御堂筋にホテルを開発すると発表した。マリオット・インターナショナルが展開するホテルブランド「Wホテル」を日本に初導入する。両社は同日、開発の調印式を開いた。設計顧問は安藤忠雄氏、設計・監理は日建設計、施工は竹中工務店が担当。9月に準備工事を開始した上で、19年1月の本体着工、20年10~11月ごろの竣工、21年2月の開業を目指す。
 会見で積水ハウスの和田勇代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)は、マリオット・インターナショナルとともに、地方都市で宿泊特化型ホテルの整備に取り組む方針を明らかにした。
 御堂筋のホテル名称は「W OSAKA」。計画地は大阪のメインストリート・御堂筋沿いにある2544平方メートルの敷地(大阪市中央区南船場4丁目)。さまざまなショップやレストランが軒を連ねるエリアでビジネス街にも近い。
 建物はS一部SRC造地下1階地上27階塔屋2階建ての規模。行政協議中のため、延べ床面積は決まっていない。337の客室のほか、レストランやボールルーム、スパ施設「AWAY SPA」、プール、最先端のジムなどを設ける。
 会見で、日建設計の亀井忠夫社長は「外観はシンプルな黒のガラスボックスにするが、安藤氏の発案で切れ込みを複数入れた」とデザインを説明。エントランスは高さを地上5階相当の約20メートルとし、「ホテル内側のエネルギーが外部に現れるようなパブリックアートの設置を計画している」と語った。
 会見後、和田会長兼CEOはホテル開発を「都市開発の一環」と説明した上で、「御堂筋は大阪の宝だ。良質なホテルが並べば街並みが一層きれいになるはず」と述べた。
 安藤氏はWホテルのブランド特性を踏まえ、「W OSAKAは遊び心がある国内外の人が利用するだろう。日本人で遊び心を持つ人は少ないが、時代は変わる。『自由と楽しみ』が新しい時代のテーマになるだろう」と語った。
 Wホテルブランドは1998年に米国・ニューヨークで誕生した。ニューヨークの大胆な発想と「24時間眠らない街」という文化の下、個性あふれるデザインを採用するのが最大の特徴。マリオット・インターナショナルは現在、同ブランドのホテルを世界で52軒運営している。2020年を目標に75軒まで拡大する考えだ。

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