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西松建設社長交代会見/高瀬伸利氏「持続的・継続的成長へ次期中期経営計画実行」  [2018年2月2日3面]

高瀬次期社長

近藤社長

 4月1日付での社長交代を発表した西松建設。近藤晴貞社長(会長兼執行役員会長に就任予定)と、次期社長に決まった高瀬伸利取締役兼専務執行役員関東建築支社長が1月31日、東京都千代田区の国土交通省で記者会見した。主なやりとりは次の通り。=1面参照
 --このタイミングで社長交代した理由は。
 近藤 社長在任期間が9年目になっていること、当社の社長の定年が67歳に定められていることに加え、18年度から新たな中期経営計画がスタートすることもあり、会社を次の世代に引き渡す一番良いタイミングだと判断した。
 --高瀬氏を社長に選んだ理由は。
 近藤 現場に精通したところで実績を上げてきている。さらに社長としての体力、気力や先を見通す力など、社長として持つべき力の全てを持っている。これから会社として成長しなくてはならない状況の中で、その成長を担っていける確かな人材だと判断し、後継を任せることに決めた。
 --次期社長としての抱負を。
 高瀬 2020年度以降、建設業を取り巻く環境では建設投資と労働力人口の減少が予想されている。その中で当社が持続的・継続的に成長するためにはフロービジネス(建設請負)とストックビジネス(開発事業など)のベストマッチに取り組む。現在、10年先を見据えた中期経営計画を作成している。18年度からこれを実行することで社会に貢献する会社にしていきたい。
 --ストックビジネスにどう取り組む。
 近藤 当社を施工だけではなく、計画の段階から施工、維持管理と建物が終わる時まで携われるような総合力のある会社にしていこうと考えている。そのためには、単に不動産を所有するのではなく、新しく計画して建設し、維持管理もできる体制を整えていきたい。既に横浜市で計画から施工、運営管理まで手掛けている案件があり、こうした取り組みを増やすことで建設業界の景気に波があった時に耐えられるようなストックを作っていきたい。
 --中期経営計画の柱は。
 高瀬 現在作成を進めている、10年先を見据えた経営指針「西松-vision2027」(5月頃公表予定)をベースにした内容になる。ストックビジネスは重要だが、ストックビジネスで収支を支えるには時間がかかると考えているため、4月からスタートする中期経営計画では今までの建設請負の分野の施策が中心となる。
 --次期社長を打診された時の感想は。
 高瀬 これまでの自分の仕事が認められたのだと感じた。不安もあったが、当社が継続的に発展するための一助になればという思いもあり、その場で快諾した。

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