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静岡県島田市/新市民病院の模型完成/島田工高建築科3年生が制作、披露式開く  [2018年2月6日7面]

模型説明のようす

 ◇内藤建築事務所が技術指導
 4月に建設工事が始まる新市立島田市民病院の模型が完成し2日、静岡県島田市役所で披露式が開かれた。模型は県立島田工業高校建築科の3年生11人が、新病院の設計を担当している内藤建築事務所の技術指導を受けながら、授業の一環で約9カ月かけて制作した。式典には牛尾伸吾副市長、服部隆一病院事業管理者、阪井浩内藤建築事務所静岡事務所長らが出席。除幕式の後、制作を担当した生徒が模型の説明を行った。
 地域に根差した取り組みの一環として病院側が内藤建築事務所に模型制作を依頼。同事務所が地元の島田工業高校に発注し、建築学科の生徒11人は研究課題の授業の一環として150分の1スケールの模型づくりに取り組んだ。制作期間中、同事務所の担当者が3、4回程度高校に赴き指導したという。技術指導を担当した内藤建築事務所東京事務所設計部の中山大輔氏は「凹凸部など図面から3次元に起こすイメージが難しかったようで、図面の読み方をアドバイスした」と語った。
 内藤建築事務所は模型づくり以外にも、建築科の2、3年生を対象に、設計事務所の仕事や病院設計のポイント、身に付けておくと将来役立つスキルなどの内容で講演会を開催。設計業界の将来を担う若者に自らの経験や思いを伝えた。生徒側は現場の第一線で活躍する設計士の生の声を聞くことができ、双方にとって良い機会になったという。
 模型は3月末まで市役所ロビーに展示。4月からは病院正面玄関付近で展示し、模型を通じ新病院建設事業のスタートと島田工業高校建築科の高い技術力を市民に広くアピールしていく考えだ。
 新病院の規模は、本館がS造8階建て延べ3万4484平方メートル、免震構造。病床は445床。隣接するリニアック棟はRC造平屋562平方メートル。そのほか既存の救急センター、健診センターの改修、既存病棟解体、外構工事など。電気、機械などの設備工事も含む。建設地は現病院敷地内(野田1200の5)。CM業務は日建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)が担当。施工者は総合評価一般競争入札で選定中で、6日に開札する。4月に着工し20年12月に完成、21年春の開院を目指す。

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